7/4
日記は(なるべく)毎日続けることに意味がある。
産みの苦しみなうである。カバーを作っている。
大体何かを作る時というのは、ひな形が出来てから細かい部分を詰めていく作業が大変。今まさにそのフェーズに入った。
かつ、何も新しさが無い気がしている。新鮮味が感じられないアレンジなんてしたって意味がないのではないか。
そういう考えが頭をもたげている。
自己満足を最優先するなら最初から作り直すべきだが、今はスピード感重視なので振り返らず量産していくことに決めている。
がしかし、自分の至らなさと向き合わざるを得ないので、悔しい思いは大きい。
別にクオリティが低いと言っているわけではないが、自分が目指す超一流達からしたら、「ああこういう感じね、まあまあ頑張ってんじゃん?」くらいの評価で終わってしまうのではないか。
悔しい。私はこうやって一生悔しがっていくのよ。
そして戦略的には毎回100点を取りに行こうとすると消耗するので、このぐらいの心持ちで臨むのが正しいはずというのも理解している。
ちゃんとジャズを学ぶべきか。というか楽典?勉強するの嫌だなあ。
でも自分の持っているコードの響きのバリエーションに新しさを感じなくなって来ている。
この壁を越えるのはやはり楽典なのではないか・・・。
誰かに習いたいところだけど、今はそんな余裕はない。
何かブレイクスルーがあるまでこの悩みはきっと続くだろうな。
カバーを作るにあたって、どのくらい原曲に忠実な方が良いのかも結構悩ましい。
最近作っているのは結構忠実。構成とか。
でも、jacob collierやdirty loopsを見てるとそんなに拘らなくてもいいのかなあと言う気がしてくる。
下手すりゃ一番だけであと全部アレンジみたいなのもあるもんな。
そのぐらい、アッと驚かせる原曲以外の部分を見せる、という方がいいのかもしれない。
でも日本人がそれで喜ぶかどうかはちょっとわからない。
ところで昨日CDを増産してきました。手元にあるものがもう無くなりそうだったので。
今月は売るタイミングあるかなあ。とりあえず何も考えずにやるべきことをやる。
さらにところで、最近志村貴子のマンガを読んでいる。面白い。
そして引き蘢り姉妹の姉がオフ会で出会ったお姉様と懇ろになるというシーンが出てきた。
僕はオフ会なるものと全く縁がない人生を送ってきたので、知らない人とオフ会で会ってみたいものだなあと思った。
そこで思いついたのが、チャットでした。中学くらいの頃、よく個人のHPのチャットルームとかで会話したものだった。
未だにあるのかと思ってググってみると、案外ありました。
しかも結構使ってる人がいるらしい。
思い立ったのが昨日の深夜だったんだけど、とりあえずチャットルームに入ってみました。
そうしたら、4,5人くらいの男女が話してたんだけど、そのうち1人が九州でクラシックの作曲をやってる人で、音楽の話で盛り上がって仲良くなりました。
あんまりこういう偶然って無いですよね。いやあ不思議な縁ですなあ。
というどうでもいい話でした。
1人でいることがかなり多いので、コミュニケーションに飢えている時はたまにチャットでもしようかなあと思いました。
では今日はこの辺で。
またね!
7/2
日記は毎日続けることに意味がある。
今日は最高にだらだら過ごした。あとは酒を飲んで寝るだけだ。
僕は基本胃腸が弱く、たくさんご飯を食べれません。すぐお腹いっぱいになります。
だから食べ歩きとか考えられないし、何ならビアガーデンとかもビールのみを目当てで行くことはありません。
ビールはすぐお腹いっぱいになるけどハイボールはならないので、後者を飲んだりします。
そんな僕も最近量産されているグルメマンガが好きです。
あれはもはやプレイ動画に近い。一度にたくさん食べれない僕のような人間の代わりに色んなものを食べてくれるわけですよ。
たまにすぐ下痢したりとかコーラ飲んで体調崩したり(カフェイン入りが全般ダメ)とかする自分を呪うこともありますが、グルメマンガ読むとまあいっかってなる。
夕飯どうしようか考えた結果、赤ワインが飲みたいと思ったのでバカの一つ覚え的にローストビーフを作ることにした。
簡単だし赤ワインにわかりやすく合う。あれでもよく考えたら別に牛肉買ってきて焼くだけでも良いっちゃ良いな。
今のところはどんなセレブリティでも家で料理をするためにはスーパーに買い物に行くという行程が発生するものだと思うんだけど、その道すがら暑さと身体のダルさを実感する。
夏がもうすぐそこまで来ている。きっと今年は退屈を噛み殺しながらひたすら音楽を作ることになるだろう。
それで良いとは思うけど、例えば今日のようにダラダラ過ごす日はポジティブになれないことが多い。
よく言う、「緩やかに死んでいる」というやつを感じる。
新陳代謝をして細胞が入れ替わるのをただただ待っているだけのような、食材が腐るのをそのまま放置して見て見ぬ振りをしているような、そういったある種の危機感とそれを考えない様無意識的に別のことを考えようとして出来上がる小さな絶望というか。
恐らくそういった感情とは、きっとこれからも末永く付き合っていくことになるんだろう。
意味も無く考えすぎているから鬱々としてくる、と言われればその通りだが、人によって幸せの定義も、それを得る為の方法論も変わってくるはず。
そして自分がこういう性格に育ってしまった以上、自分が目指す幸せを最大化するためには、この鬱々とした気持ちと闘って克服しなければならない。
このプロセスは自分にとっては最早当たり前に存在するものなのである。
別に、誰もがそういう風に考えるべきだなんて思っていないし、イージーゴーイングで良いっしょ、という考え方はむしろ好感を持つ。
しかし自分がそっち側にパラダイムシフトを起こせるかと言えば、それは何か多大なエネルギーが消費されるような気がするし、現実的でない。
まあ、みんなそれぞれにコンプレックスとかあるだろうし無い物ねだりとかしてるよね。
やっぱ暇だとなんやかや考えたり、他人の生活に口出ししたくなったりするんだろうなあ。
何をしても良い、っていう環境は結構人を不安定にするぞ。恐らく。
さて、そろそろ肉が常温に戻った筈だからローストビーフを作ろう。
では今日はこの辺でバイチャ〜
7/1
日記は(なるべく)毎日続けることに意味がある。
金曜の夜にこんばんは。自宅でチルアウト中の池澤です。いつの間にか一週間以上期間が空いておりました。
何をしていたか自分でもあまりよく覚えておりません。
覚えていないなりにいくつか。
下流社会ドキュメンタリー的なもの
これを見て割と他人事じゃないなと思っていたこととか、
衣装とかの相談に乗ってくれているマイメン谷口がIWGPをバイブルだと言っていたのでちょっと見てみたり(youtubeで見れるけどこれはわざわざ載せない)とか。
12年引き蘢る40代の息子はマジで怖い。
基本的には自己責任とか自業自得なんだけどこういうのも社会が受け皿にならなきゃいけない部分は多分ある。
家族関係に関しては「もっとこうしてれば」とか「親が悪い」とか、そういう言い方をするのは簡単だけど、他人がそうやって適当に口に出す適当な事後的アドバイスの形を取った取るに足らない感想ははっきり言ってクソなので、何も言いませぬ。
ダメ人間への扉は案外自分達の近くに存在しています。
道を踏み外すのなんて本当に簡単で、踏み外すと気付く。
そして踏み外さない人達は「自分は絶対にこうはならないから」となぜか確信している場合が多く、そういう人達の陳腐な感想がまたゴシップを面白おかしく広めていくのかなぁ。
IWGPは、4話まで見たけど今のところ何が面白いのかあんまりわかってない。
やっぱりドラマとか映画とかの面白さがあんまりわからない部類の人間なのかもしれない。
ところで7月になりましたね。暑い。本当にやめて欲しい。歩くだけで汗をかく意味がわからない。
今月からは月間目標を自分なりに定めて活動していこうと思う。
7月度は、
・新たなカバー2曲完成
・手売りCD50枚販売
・MV公開とECサイト設立
・生き延びる
この辺りを課題としたい。
これからはカバーの動画を沢山作っていきたいと思っています。
いつから言ってんだよ、って思われるかもしれないけど無い頭振り絞って考えた結果、それが今自分に必要だと思うからです。
たまに何でカバーなの?とか聞かれますが、ビートルズだって最初はカバーでした。
売名行為としては正しいと思っています。
撮影・編集してくれそうな人が何人か見つかったのでどんどん増やしていけたらいいな。
何はともあれ動画の前に音源が必要なので、量産します。2曲は最低限。
出来たらもっと作りたい。
オリジナルに関しては、まずはMVを公開。これに関してはあとは編集待ちなので、僕自体の手間はほとんどありません。ただ待つのみ。
CDに関しても手売りのみでなくちゃんと発売し始めます。
今回の音源は500枚は売りたいので、手売りでもしっかり売っていきたい。
が、今ライブをしていないし路上も暑くてやったら多分死ぬので、50枚でもちょっと厳しいかなと実は思っている。
けど目標なので、まあ頑張ります。
楽曲の新たな制作に関してはストックがあるので今月は着手はしなくても良いかなと。
7月はこんな感じで頑張っていきたいと思います。
あと、簡単な報告ですが、鍵盤でサポートしているチームマモルを抜けることになりました。
求められる物のハードルを越えようとすると、どうしても自分の活動に制約がかかってきてしまうからです。
今はサポート活動より自身の制作活動に身を入れたいと思います。
ライブ前から約一年ほど参加してきましたが、本当にいい勉強になりました。
代わりも一応見付かりそうみたいなので、抜けた後もライブとかあったら遊びに行きたいなと思う次第です。
ちなみに居倉智哉くんのサポートは続けます。
なぜかと言うとこちらは特に努力無しでハードルを越えられるユルい感じだからです。
どちらも音楽としては正しいと思います。
さて金曜の夜をどう楽しむか、考えなくては。
では今日はこの辺で。
6/22
日記は(なるべく)毎日続けることに意味がある。
掃除が嫌いだ。恐らく何でもやってもらって育った末っ子気質が邪魔をしている。
洗い物も嫌いだ。面倒だから。
部屋が汚いことが多い。物が散乱していて、片付けたつもりでも全然片付いていないと言われることもある。
しかし最近、一念発起して部屋を掃除した。
綺麗になりました。引っ越す時になるべく物を増やさない様に必要最低限だけ、と思って持ってきた荷物。
それすら若干多いような気がしてくる。
よく、持ち家派か賃貸派か、というような記事をインターネッツ上で見かけるが、家を買いたいという気持ちは僕にはあまりわからない。
余計な物が増えるし、少子高齢化及び空き家問題が予見される中、新しい家を建てて住む理由が見当たらない。
空き家が増えるってことは家賃が安くなるってことではないのかな。違うのかな?
一生お金払い続けるって言うけど、それはローンでも一緒だし将来的には月額も大したことにはならない予感がしてならない。
まあ、未来のことなど誰にもわからないのでどちらが正しいかなんて知らないけども。
しかしまあ、うちの姉やジャズ研の一個上の家族(どちらも家を持っている)の家に遊びに行ってみると、まあマイホームというのも良いかもしれないねとは思う。
とはいえ、やはり掃除が大変そうだ。
絶対にしたくない。収入に余裕が出来たら家事代行サービスで掃除洗濯辺り投げたいところである。
専業主婦をディスる人ってたまにいるけど家庭のことを全てちゃんとするのって結構エネルギーいると思う。
一人暮らしほど雑には出来ないだろうし、大変だろうなあ。
掃除前は大分色んなものが散乱していてコバエもいたんだけど、酒・洗剤・水を混ぜて放置することでほぼ全てを駆除することに成功した。
めんつゆ・洗剤・水を混ぜて置いておくとコバエ駆除に使えるという話は割と有名なのではないかと思うんだけど、あれってショウショウバエにしか効かないらしいよ。
コバエの中にも色々いて、ショウショウバエはアルコールに寄ってくるんだそうだ。
そんで、めんつゆの中に含まれてるアルコール分に寄ってきたショウショウバエを洗剤の表面張力で捕まえるんだと。
そんで僕んちにはめんつゆが無いので、料理酒でやったところ効果覿面。
酒の空き缶とかあったので、それに寄ってきてたんだろうね。
これからはちょくちょく掃除して常に綺麗を心がけたいところだけど、まあ無理なんだろうなあ。。
夏は料理も作り置きし辛いし、何かと不便だ。ネコの毛も沢山抜けるし。じめじめするし。
とりあえず早く梅雨は終わってくれ。本当に頼む。
以上、現場から池澤でした。
6/20
日記は(なるべく)毎日続けることに意味がある。
先週はやるべきこと・やりたいことの中でモチベーションの上げ辛いものをやろうとして、でも納期直前まで引っ張ってしまって自己嫌悪したりしていた。
とりあえず最近やらなければならないと設定していたタスクは片付いたので、ここからはまた作りたいものを作る作業に入っていきたい。
昨日は大学の同期の結婚式二次会に参加。
アコギで余興バンドに参加し、さらに新郎にサプライズとして一曲詞・曲・アレンジを提供し、ドラムを叩いた。
新郎泣かせたし大成功と言って良いと思われる。
サプライズ自体は仲の良い同期に純粋に喜んで欲しいという気持ちと、TPOを踏まえた良曲を産み出せるかという課題を自分に課したかった。
偶然SNSで流れてきた結婚式にオリジナルソングを提供します、というサービスは、手紙を基に曲を作成し、本人がレコーディングに参加して歌ったものをCDにするという内容で15万円という価格だった。
ちなみにコレはちょっと調べてみるとわかるが多分安い方。
「結婚式 オリジナルソング 制作」でググって一番最初に出てくるサイトは製作期間2ヶ月で30万ぐらい取ってるっぽい。
僕なら一ヶ月で全部仕上げて10万でやりますよ(多分)。
そういう営業がしたくて今日ブログ書いてるわけではないので、この話はこれでおしまい。
結婚式というものが、基本的に苦手です。
特に常識とか社会でのマナーみたいなものにアレルギーに似たサムシングを持っている自分のような人間はじっとしていられません。
人生にイベントごとって凄く大事だと思うけど、システムも芸風(?)も好きになれない。
ので、仲が良くて誘われても基本的には二次会からでお願いしたいと伝えることにしています。
しかも二次会も出来れば私服で行きたい方です。
今回は二次会からでお願いしたいという旨も私服で行きたいという点も快諾してもらえて、マジいいやつらだなと思いました。
久しぶりに会う大学関係の知人には、最近どう?と聞かれてあまり元気ではないと答えてばかりだった。何かずっと最近の悩みを人を変えて話していた気がする。
久しぶりに会う知人と話すにはそれしか無かったのか、それともいつも自分はそういう話ばかりしていたのか。
まあどちらにしろ、早いところセルフコンフィデンスを向上させて幸せになりたいよね。
それにしても久しぶりにドラム叩いたけど、下手な自分を凄く感じたよね。
下手さを感じれる様になったという点はむしろ上達だよね。
さて、では今日はこの辺でおさらば。
6/13
日記は(なるべく)毎日続けることに意味がある。
週末は遊び呆けておったとさ。
今朝帰宅したんだけど雨風がほんとにひどくて天気にキレてしまった。
傘さしてるのに下から入り込むような感じでやつらが攻めてきやがる。
ふざけんなクソがとか普通に声に出して言ってしまった。
人とお酒を飲むと量が増える。
恐らくその場が楽しく、しかも持続するからなんだろう。
1人で飲んでいる時はそろそろ寝るか、とかお腹いっぱいだな、とかでやめてしまうところが人と話していると終わりがやって来ない。
故に、酒量が増え、酔いが深まり、寝て起きてもまだ酔ってるとかなるわけだ。
たまには良いでしょう。
6月ももう半分と思うと、結構恐ろしくなる。
あっという間に春が終わった。夏もきっとあっという間に終わってしまう。
今年の夏は何が出来るだろうか。
花火は見たいが花火大会には行きたくない。だって人がゴミのようだから。
花火を目前で見ることと、あの人混みに参戦することが等価交換とはとても思えない。
お酒飲みたいけどトイレの行列とかどう考えてもおかしい。
浴衣の女性とデェトしたい気持ちはある。
夏が好きな人というのは何が好きなんだろう?
以前大学の後輩が「暑いと嬉しくなる」とか言っててこいつの前世は飛んで火に入った夏の虫だったんだろうなと思った。
ビアガーデン?甲子園?
まあ確かに暑い中エアコン効いた部屋でグダグダするのは嫌いじゃないけど。
甲子園もイイヨネ。あのちょっと下手なところがいいんだよな。
ドラマが産まれやすいわけです。
まあテレビも無ければ野球も特に好きではないので見ないんですけど。
皆が認める国民的ドラマチックスポーツであるところの高校野球の裏側に超体育会系な人間関係が功名に隠れてるのとか、考えるだけでちょっとげんなりしてしまうなあ。
ところでJacob Collierくんヤバいよね。
超・素晴らしい。
一昨日高校の同級生かつ画家というバンドでギターを弾くナイスガイ、タコウくんとお酒を飲み、この曲を聴いた時は久々にウホウホしちゃったね。
Jacobくんの存在は知ってたしすごいと思ってたけど、コレはちょっと異常。
ポップスってジャンルじゃなくて属性っていうのが持論なんだけど、彼はそれを地でいっている。
僕ももっと、ポップスという枠の中で音楽的な挑戦をしていかねばと思ったのでした。
次の音源はメッセージ性を削って、しっかり音楽したものを作りたいなと思います。
頑張ろうぜ俺。
では今日はこの辺で。
6/11
日記は(なるべく)毎日続けることに意味がある。
昨日はやるやると言っていた作詞を片付けた。今日朝からスタジオだったのでブログは書かず就寝。
寝る前まで作業していると大体神経昂って眠れない。昨夜もやはりよく眠れず。
スタジオから帰宅したのでこれから仮眠して友人宅へ遊びに行く予定。
嫌なことがあった時、それがどんな原因で起こったかとは全く関係無しに、自分はすぐに気持ちを切り替えることが出来ない。
おかげさまでテンションが低い期間が続く時がある。もうそういうものだと思ってうまく付き合っていこうと思っているが、そこに睡眠不足までつくとやはりパフォーマンスは落ちる。
今日の演奏もあまり良くはなかった。
そもそも、体調管理はもちろん大事だが、基礎の基礎の部分のクオリティを体調に左右されるなよという話になる気もする。
ガチプレイヤーの皆さんはきっとそこに言い訳はしないのであろう。
僕の場合はライブのクオリティが体調に大分左右されるということがわかっているので、前日はよく眠る様にしています。
さらにサポートで楽器を弾く時は前日深酒はしないことにしています。
深酒すると、次の日心拍数が速くなる。
速くなるとBPMが普段より遅く感じる様になる。
そうするといつも通りのテンポ感で演奏すると自分は普通のつもりなのに普段より速いテンポになってしまう。
それを防ぐのも広い意味での体調管理なので。
ところで、「良い音楽」とは何ぞや、ということを最近よく考える。
この間大分ネガティブなことを書いてから、自分で良い音楽作ってる筈なのに、とか言ってるのってちょっと滑稽だなと思うのもあって、考えている。
考えるに、人によって「良い音楽」の定義は異なる。
自分がいい音楽と信じてやってきたものというのは、要するにそれまで自分が感動した、沢山聴いてきた音楽がベースになっているものである。
例えばJPOPをずっと聴いてきた才ある若者が自分が「良い音楽」と信じるものを作ったとして、それは皆にとって「良い音楽」なのか?
同様に、自分がこれまで信じてきた音楽が多くの人にとって良いと言えるものなのか、それは現段階では判断出来かねる。
もちろん、それを信じることの出来ない人間は続けていくことが出来ないけれども。
(余談ですが、売れてるものが良いものとか、音楽の良さなんて相対的なものだからとか、そういう言説は本当に嫌いです。僕の個人的な価値観では「売れる」と「良い」は別の次元の問題。両立することもしないことも有り得ます)
こと音楽に限らず、あらゆる需要と供給が成り立つコンテンツには恐らく、以前も書いたイノベーター・キャズム理論が適合する。
そして、アーリーマジョリティ以降の人々が何を基準に音楽を判断するかと言えば、それはメディアであったり情報発信者の力である。
今自分がすべきは、イノベーター・アーリーアダプターの中から応援してくれる人を地道に増やすか、影響力・情報発信力のある人と仲良くなることだと考えていいと思っている。
そしてその情報発信者すらビジネスでやっているのだから、自分が信じる「良い音楽」がビジネスとは関係なしに世の中に広まっていくという期待は、恐らく幻想なのだろう。
少女ファイトというマンガで、シゲルというキャラが練という女の子に向けて放つ言葉がある。
「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」
自己の中で完結することが悪いことだとは全く思わない。
そもそも、セッションだとか、仕事だとかそういうものを取り上げてオナニーではなくセックスでなくてはならないとか言う人がたまにいるが、僕はそもそもその例え方が的を射ていないと思う。
自己満足が前提。最初は相手がいないのが当たり前。
だから、オナニーが前提です。自分が気持ち良くなれないものを作る意味なんて無い。
性交渉が好きだからといって安易に結びつけるようなものではないと思う。
少なくとも僕のような人間には同意出来かねる。
でも、マンガの話とは少し違うけど、何かを創作してそれで生きていこうと決めたのなら、他者との関わりをどこかで必ず意識しなければならない。
そろそろ自分にしか見えない地図を広げて1人で見ている時間は終わらせたい。
そもそも、自分の考える「良い音楽」と世の中が求めているものの接点は必ずあるはずなので、その部分を狙っていかねばならない。
ハイロウズの曲に「1人で大人、1人で子供」というものがある。
とても良い曲だが、その歌詞にこうある。
「諦めるのは簡単だ 簡単すぎてつまらない」
全くその通り。
人生一度きりなのだから欲張りに、欲しい物を全て手に入れるつもりで頑張りたい。
何か気合いが入っている様に見えるかもしれないけど、そんなことないですので。
むしろこれからはちょっと脱力して世の中狂ってるよねーハッハーみたいな曲作りたいなって思ってます。
今日は以上です。
それではまた。