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日記は(なるべく)毎日続けることに意味がある。
夏が私のやる気を奪っていく。暑すぎる。外に出られない。
外に出てみると、何だそんなに暑くないじゃんと思うんだが移動し始めるともうダメ。
汗しかかかない。これだ。これが夏だったわ。そういえばそうだった。
どうにか家を出ずに暮らしていく方法を考えねばならぬ。
ところで最近、マンガワンというアプリをタブレットに入れた。
小学館が出してる、ウェブ漫画とかサンデー掲載人気漫画を読めるアプリ。
元々裏サンデー(小学館のウェブ漫画サイト)でケンガンアシュラとか多数欠とか読んでて、面白かったのをふと思い出してインストールした。
システムは時間制。最初に何時間か無料で読める時間がもらえる。
読みたい漫画読んでる間は勝手にそれが減っていって、無くなると課金するか、提携している外部サービスへの登録が必要になる。
毎日9時と21時に雀の涙ほどの無料時間がもらえるが、それだけでアプリ内のコンテンツを楽しむのはちょっと無理がある。
大体第一話無料公開、その後は時間無ければどうにかして読んでネ、的な。
これは、読み手からすれば素晴らしいアプリだと思う。
提携サービスへの登録って要するに、huluのトライアルサービスへの登録だとか、TSUTAYAディスカスの会員登録(初月無料)とかなわけ。
つまりちょっとした手間さえかければ、無限ではないけど潤沢な時間の取得が可能。
僕はHelckという漫画にどハマりして今までのところは全部読んだけど、会員登録を駆使したのでお金は全くかけてません。
Helckすげー面白いっす。ダークファンタジー的な。
ZETMAN、ユーベルブラット、ベルセルク辺りが好きな人にオヌヌメ。もうちょっとライトだけど。
で、純粋にすげーアプリだなって思ったけど、やっぱどうしても作り手にお金どのくらい入ってんだろうって思っちゃうよね。
結構前から、「漫画家は音楽家より絶対楽にお金稼げる」ってずっと主張してます。
なぜかと言うと、漫画の方が優れているかどうかの判断基準が一般的だから。
それが万人にとってそうかどうかは置いておいても、「面白い漫画かどうか」の判断基準を持ってる人の方が「良い音楽かどうか」の判断基準を持ってる人よりも圧ッッッッッ倒的に多いはず。思い込みかな?
だから、例えばハンターハンターレベルの漫画が描けるんなら、自分のHPで漫画を無料公開、一話ごとにクリックしなきゃ読めない広告を設定すれば良いのではないかという持論。
ワンパンマンなんかが顕著な例だけど、漫画は面白ければ口コミで広まるはず。
僕なら面白い漫画を読む為なら、毎回出てくる広告とか全然我慢出来る。
コミケとか、同人とかそういうのではなく、純オリジナルで、ウェブから大人気にって形の漫画がもっと沢山出てきてもいいと思うんだけど、そうなる前に多分出版社が見付けて声掛けるんだろうな。
佐藤秀峰先生を見ていると、間に出版社が入らない形で漫画で商売している。
もちろんネームバリューもあるだろうけど、収入はかなり半端ではないことになっているらしい。
ただ、やはりメジャー感は出ない。
出版社を通す、というだけで見てくれる人は増えるし、メディアへの露出度が違う。
けど、入ってくるお金もかなり違ってくるんだろう。
結局は何を重要視するかでどう活動していくかが変わってくるわけだけど、漫画家の人達ってその辺考えてんのかなぁ。
これから書籍読み放題サービスが出るとか言われているし、いよいよ漫画もコモディティ化してしまうのだろうか、と思った話でした。
さて明日も頑張ろう。
ではまた。