12/29
2017年を振り返るブログ。本日は人生編。
明日はコンテンツ編になります。
まず今年を振り返るに辺り、去年の今日のブログを読んでみる。
この頃はまさに、シンガーソングライター池澤寛行としてEP「社会不適合者の独白」やそれにまつわる動画を作る活動が山を越えて、さてこれからどうするか、といった感じだった。
当時、というかこのブログ以降三ヶ月くらいは、自分が本気でイイと思えるものを作ることが出来た満足感に対して、周りの評価が全く付いて来ないことにとても不満を感じていたのを覚えている。
ライブハウスや店に音源を配って回って、SNSで宣伝して、それでも大した反応はなくて、弾き語りでライブをしてもお客さんも特に増えたりいい反応をくれることもなくて、といった感じだった。
もちろんなるべく各種レーベルにも音源を送るも、反応はゼロ。
ほとんど無いとかそういうレベルではない。ゼロだった。
それに比べると今の音楽性はまだ反応がいい方ではあるなと思う。
相変わらず各種レーベルから反応は無いけど。色んな人が自分に気付いてくれる大きなきっかけになっている。
それだけでも大きな前進になっている。
そんな去年に比べて、今年は大きな一歩となる一年だったと思う。
何よりやはりダンスミュージックに着目したのがよかったのだと思う。
ブログの最後の方でも綴っているように、今年一年はやはり世間一般的に見てもダンスミュージックの年だった。
SUKISHAを夏に始めて以来、多くの人に反応をもらえたのはその流れに乗れたからなのだと思う。
実際、8月頭に活動を始めてからの動画の伸び方、SNSでの反応は正直予想を遥かに越えていた。
「どうせまた誰も気付いてくれない」と思っていたのに、これまでとは全然違う速さで広がっていった。
気にしてくれる人が増えて、楽曲制作の依頼も増えた。
弟子にしてくれという人すら出てきた。
環境が一変したとまでは言わないが、いい感じに前に進んでいる感じはしている。
(楽曲制作依頼、弟子志願に関してはお気軽にDMやメールでご相談ください)
そして今年は、人との関係も考えさせられる年になった。
私事で恐縮ですが、31歳引きこもりニートのSUKISHAさん、2017/12/29現在でもう8年半ぐらい恋人がいません。
そんな私、今年4年ぶりくらいに人を好きになって、夏にフラれました。
今も結構悲しんでますが、それまで好感情だったものが叶わなかった故悪感情になってしまうことって多分人間関係において最も悲しい出来事の一つだと思うので、フラれた彼女には今もこれからも恒久的に幸せでいて欲しいと思っています。
それを実現させる人間が願わくば自分であって欲しかった。
恋と二日酔いはもう病気認定でいいなって思いました。
昔からそうだけど、人を好きになると頭がおかしくなる。何も出来なくなる。
こんな思いをするのはもうたくさんだなって思ったけど、きっとまたしてしまうんでしょうね。
世の中の真っ当に恋をしている人たち、及び両想いになって付き合っている恋人・夫婦たちには尊敬の念しかありません。
それにしても久しぶりに人を好きになれて、すごく新鮮というか、変な感じだった。
あの身体中の細胞が全力で喜んでる感じはほんとにすごい。
つくづく人間はホルモンの奴隷だなと思った。
閑話休題。
最後に今後の長期的な展望に関してです。
今年色々な人とコミュニケーションしニートとしてサヴァイヴしていく中で、自己分析をさらに進めることが出来ました。
自分は一生かけて何をやっていきたいか?というのも今年は明確になったなと思います。
僕の大きな目標は、世界で通用するクリエイターになることです。
Jポップ育ちなので国内市場にも執着心はあります。
まずは国内でちゃんと評価されたい。具体的にはキリンジくらいの実力派を目指したい。
星野源氏やsuchmos、米津玄師氏みたいなメインストリームの売れっ子になるつもりは実はあまり無いです。
その次はやっぱり世界に挑戦したい。
と言っても別に全米を泣かすようなヒーローになりたいわけではない。
本当に好きなものを作ってこれが自分だと全力で主張して、自分が尊敬する人たちに突き付けて、イイネと言われたい。
僕はそのために生まれてきて、音楽をやっているんだと思います。
世界の頂きはまだまだ遠い。月並みな言葉だけど、一生挑戦者でいたいです。
そしてそれすらも叶うようであれば、活動は継続しつつ、あとは夢を実現させたいと思っています。
目標と夢って違うと思う。
目標は長期的には大きく、短期的には小さく設定して小さい成功を繰り返せばいつか果たせるもの。
夢っていうのは、頑張っても叶わない可能性がある。
僕の夢は、好きなものに没頭して生産する才ある人たちが、少なくとも死なずにその活動のみで暮らしていける仕組みを作ることです。
好きなことだけやりたくて、社会に適合出来なくて表現活動を始めた人が大半なはずなのに、そういう人たちが集まるとまた別の社会が出来てなぜかみんながその見えない慣習やルールを守れと圧力をかけてしまう。
好きなことだけやっていたいから、と会社員に代表されたある程度暮らしが保証された労働方式を放棄し、先の見えないアルバイトや派遣社員をしながら活動していたら、いつの間にか自分が何をしたかったのかわからなくなってしまう人たち。
少しずつ年を取るにつれ、周りからは表現をする人は減っていき、自分は正しいと感じているはずなのに周りがみんな自分と違うことを正しいということによって認知的不協和に陥ってしまい、それでも歯を食いしばって活動を続ける全ての才あるクリエイターたち。
僕はそういう人たち全員に、「大丈夫、お前才能あるよ、才能さえあれば生きていけるよ」って言える仕組みを作りたい。
これから先の未来は、生活にかかるコストはさらに減っていくはず。
芸術や娯楽コンテンツの創造に関わる人たちは、もっと自分に自信を持っていい。
僕は日本から、もっといい音楽、いいコンテンツが国内、世界に発信される環境を作りたい。
そしてその切磋琢磨の中で、自分もいいものを作って、ほらやっぱり俺が一番かっこいいだろ!って言いたい。
創作に携わる人の中で、生きづらいって思っている人を減らしたい。
まずは来年、いい曲を作りまくります。
そして音楽好き達が放っておけないような状況を作る。
皆さんには31歳引きこもりニートがより大きな舞台へ進出し、活躍していく様を楽しく見守って頂けたらと思っています。
もちろん僕一人の意志ではどうにも出来ない大きな流れの中に巻き込まれる可能性もあると思うので、この展望は2017年末現在のものでしかありません。
が、なるべく自らの意思決定で、前に進んでいきたいと思います。
これまでもそうだったし、それで前進を続けてきた自負があります。
そしてそれを応援し続けてくれている友人たちを心から誇りに思います。
何か高まってしまった。さて年末年始モードに入りましょうか。
明日は今年聴いた音楽、読んだ漫画について振り返りたいと思います。