怠け者は今日も眠る

-ディスポエマーの日常-

8/1 月次報告、或いは選挙や少子高齢化について

7月の振り返り。

何してたかあんまり覚えてねえ。

7月公開されたものをTwitterで振り返る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SNS推移。

youtube / 3434→3912

instagram / 1536→1642

twitter / 4040→4112

 

まあ普通。

可もなく不可もない。

増加傾向はずっと変わらないが、その傾向に変化がないので変化してる割に脳が「変化なし」と認定していて何の感慨も湧かない。

本当は一つ一つの数字が一人一人の人間のはずで、意味があるはずなんだけど、やっぱSNSって手軽なもんだからね。

数は気にしすぎてもしょうがないし結局繋がりの濃さの方がよっっっぽど大事なんだよね。

 

興味深いのが、Twitterよりインスタの方が何しても断然反応いいんだよね。

Twitterは昔結構アコギな真似してフォロワー増やしたことあるんだけど、それとは関係なしに何もせずとも勝手に増えてく人たちがたくさんいるし見られてる数としては全然イーブンどころかインスタの方が少ないはずなんだけど。

これこそクラスタというやつなのではないかと思ってる。

Twitterに張り付いているタイプのややオタク気質な人々にはあまりウケていないのかもしれない。

僕はどちらかというとインスタよりTwitterの方が見るの好きなのだが。

 

ずっと言ってるけど、Twitterって結構「オープンな2ch」的な使われ方してると思ってて、オタク的なこととか日常への不満とか愚痴とか、そういうものをぶちまけやすい環境なんだと思うんだよね。

何となくだけど、人を攻撃していい(と凡夫どもが感じられる)空気が発生しやすいのも、炎上案件が観測されやすいのもTwitterではなかろうか。

 

自分の音楽はTwitter上ではあまり日常的に欲されてはいないのかもしれない。

どちらもヘビーユーザーって人はあんまりいないのかもしれないな。

現時点で結構感じてるけど、5Gの時代に入ったらTwitterは高齢化進むかもですね。

何でも動画になる時代に付いていけない人たちが文字でのやりとりを楽しむ的な。

 

もしくはTwitterユーザーは動画が基本になり、付いていけなくなって追い出されたユーザーたちが集まる、匿名性を排除しない新しいSNSが出来たりして・・・ってかそれmixiでよくないか・・・。

 

話は変わるが、7月はカレンダーを見る限り割と忙しかったらしい。

札幌行って、大阪京都行って、THREE1989のサポートやったりリハ入ったり。

あとは新曲作ったりMV撮ったり。

ライブも増えたしTHREE1989のサポートもガンガンやってきたいし、曲も作りたいけどゲームもやりたい・・・。

悩みは尽きないぜ・・・。

 

Switch Liteが発売されたら、多分買うと思うんだよね。

そしたらマジで今年終わってしまうのではないかと、ちょっとビクビクしてる。

ゼルダとオクトパストラベラーは絶対やる。実はゼルダはシリーズ通してやったことがないんです。

 

さて7月気になった出来事。

 

 

札幌から帰ってきて、インスタのストーリーで札幌勢がファミマでの風景を上げていて知った。

どんな形で関わっていてもどうしてもボーカルだけにリスナーの注目が行ってしまう問題に関しては、恐らく多くのミュージシャンが微妙な気持ちを抱えていると思うのだが、今回はさすがにマジか・・・となってしまい、ファミマに問い合わせた。

変に疑心暗鬼になってしまってヴァーチャルエネミーと頭の中で戦ってしまったりもしたのだが、ありがたいことに誰かが悪意を持ってやったのでは断じてなかった。

むしろ当時アーティスト表記をどうするか曖昧なまま、「まあいっか」と二人でとりあえず発表したRainbow Townが収録されたオムニバスをいち早く購入した制作会社の方が、今になって表記が変わっていることに気付かず善意で流してくれていたようなのだ。

やっぱり人類最大の敵って「めんどくさい」じゃなくて「うっかり」だよな。

俺らの最初の適当のせいじゃん。

しかもこれは避けられないでしょ。しょうがないでしょ。

まさか当時こんなに聴かれる曲になると思ってなかったし。

 

まあ生きているうちに自分の曲がファミマで流れてファミマに問い合わせて返事きて、「ファミリーマート御中」なんて頭につけてメール送る日が来るとはって感じですよ。

いい思い出です。

今回のファミマの迅速かつ真摯な対応、制作会社の方の好意で流れたRainbow Town、心配してくれたキキビビちゃんやリスナーの皆さん、全てに感謝ですわ。

みんなでファミチキ食べよう。

 

そして次。

 

 

選挙の行く末に関してはあんまり見てないし上記の通り興味もないんだけど、Twitterって選挙の時期になると「若者よ選挙へ行こう」って呼びかけでいっぱいになるじゃない?

僕あれずっと意味ないと思ってるんですよ。

理由はいくつかあれど簡単にいうと「投票してない人は見てないし見ても読み飛ばすだけだから」なんですけど。

 

で、あれだけみんな騒いでるから「若者の投票率が上がれば政治が変わる」っていうのを僕は割と「多分そうなんだろうな」って思ってたんですわ。

だったら若者の投票率を上げるために本当にそうしたい人たちってTwitterで呼びかけるより金とコネを集めるために動いた方がよほど効果的(説明すると長くなるのでなぜかは割愛しますが)だし、それをやらない人たちは普段仕事で忙しいのか緊急度が低いと思ってるのかなと。

 

そんで特に感慨もなく何気に眺めていたTwitterにまたこんな記事が出てくるわけですよ。

2chの創設者であり僕もファンであるひろゆき氏が「"若者の投票率が上がれば政治は変わる"って言ってる人たちはみんな嘘つき」とか言っちゃうんですよ。

t.co

 

で、これ読んで、「なんだ若者の投票率上がっても何も変わんないんじゃん」ってなりました。

僕が日本社会において一番気にしててまずいよなって思ってることって少子高齢化なんですよ。

若者の投票率が上がることで若者に有利な政策を提示する政党が出てきて、それが政治を動かす立場になり少しずつ変わっていくっていうのが、何となく王道のゲームクリア条件なのかなって思ってたわけです。

 

ちげーのかよ!何だよ!ってちょっと心の中でつっこんじゃって。

面白かったです。

 

で僕はこれから日本が少子高齢化の只中でもうどうしようもなくなった時、「日本から出ていく」という選択肢を選べない若者及び子育て世代がどういう風にサヴァイヴしてくかを考えてまた面白い仮説を立てちゃったんですけど。

 

みんなルール破り始めるといいなと思うんですよね。

理想は同時多発的になんですけど。

要するに、「恋愛orお見合い→結婚→性交渉and出産→核家族or親と同居で育てる」ってシステムに、色んなクラスタから「いや、それもう無理だから」って物言いがつき始めて、しかもルール破って自由かつ楽しく子育てしちゃう人たちが出てくるのではないかと。

 

ものすごく大きく捉えると、シェアハウスって発想ですかね。

かつては学生時代の溜まり場が就職や転勤なんかで色んなところで霧散して、友達も居場所も作り辛くなっていった環境へのカウンターカルチャー、かつ生活費の高騰からの脱却だと思ってました。

今もそれはそれなんですけど、段々そのシェアハウスで暮らすことが色んなところで当たり前になるにつれて共同体の最小単位が原始化していってるなって感じるんすよね。

 

血は繋がってないけど家族みたいに暮らしてく人が増えると思うんですよ。

「子供は欲しいけど結婚はしたくない」って人って結構聞くし、精子だけどこかからもらってきて人工授精して、生まれた子供はみんなで育てる。

近代化が進んだ結果家族の概念が原始化するっていう。めちゃくちゃ面白くないか。

 

そういうの、今だと倫理的に無理だ、とか「誰が親かわからない子供なんて」みたいな反感があると思うんだけど、このままの感じであと5〜10年したらどこかで黙ってやり始める人たちが出てくると思うんだよね。

IT原理主義かヒッピー辺りが最右翼の気がする。

 

数が少ないと意図をちゃんと伝えることもなく昼のワイドショーとかヤフコメ辺りでボロクソにやられて終わるので、出来るだけ求心力のある人たちがポップでカジュアルかつ同時多発的に「実はうちもそうでした」な感じで広まっていくことが望ましい。

そして出来れば女性がカワイイと思える呼び名で広まり、憧れのライフスタイルになると最高。

例えば「できちゃった結婚」を「授かり婚」と言い直したように、「お見合い」を「婚活」、「愛人」を「パパ活」と言い直したように。

 

反発してくる周囲なんていうのはね、結局現物や実績が手元にあれば黙るんですよ。

孫を目の前にして本気で反発出来る祖父母なんてほぼいないと思いますね。

 

ただこれは机上の空論だからいいけど、本当にやるならちゃんと倫理観と問題意識のバランスの取れた人にやって欲しいよね。

っていうかそういう人じゃなきゃ明確な意思持って出来ないとも思うけど。

生き物を育てるって非常に大きな責任が伴いますから。

 

基本的に日本ってずっと、根本的なシステムを変えることに消極的な国じゃないですか。

音楽だって動画だってどうにもならなくなるまで保守的に既得権益を守る人たちがいて、外資の企業が入ってきてようやく消費の形態が変わりました。

結局それって黒船の来航待ちと一緒じゃないすか。

 

エンタメとかコンテンツは別に最悪それでもいいですよ。

死ぬわけじゃないし。最悪だけどね。

けど少子高齢化だけはね〜。自分らで何とかしなきゃいけないわけですから。

日常生活では感情が論理を超えてるところってよく見かけるけど、国単位で見るとあんまりないですよね。

だから日本発で、感情が論理を超えてその結果論理側が折れるっていうのを、生存戦略の場面で見てみたいなーって。

どこかで国内からとんでもないパラダイムシフトが起きるのを僕は期待してます。

 

 そして最後。

 

www.nikkei.com

 

こんな痛ましい事件他にあるかってくらい痛ましい事件がまた起きちゃいましたね。

「パクリやがって」って叫びながら火付けたとか言いますが、一つパクられたならまた別の名作作ればいいだけだと思うんだよなあ。

 

支援金がこれだけ集まるのは喜ばしいことですが、単純に集まった額の大きさはもちろんのことだけどそれだけ重要な文化を作ってるということにもう少し自覚的になって、アニメイターの待遇だとか、職場のセキュリティとかにアニメ業界全体が意識的に取り組んでくれるとこういうことも減るんじゃないかなと思った次第です。

 

原画が燃えたとか、マジであっちゃならねーことですよ。。

本当に残念ですね。

 

さて7月読んで面白かったもの。

 

マイホームヒーローとかモンタージュとかが好きな人にはしっかりぶっ刺さるのではないか。最初はやばいのは主人公たちだけかと思いきや出てくるキャラみんなやばい事情抱えてる的な。

サスペンス、ミステリー、心理戦とか好きな人にオススメです。

 

 

面白いとは聞いてたけど、上下巻でこんな感動する話そうないですね。

不老不死らしい二人の子供たちが生きていくうちに人間の子供と出会って変化していくという話。最後もグッときましたわ。名作。

 

 

蟻の王 コミック 1-8巻セット

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わかりやすい少年漫画でちょうどいいですね。

昨日の敵が今日の味方になっていく感じとかね。

ベタであることはとても大事だというけど、読んでて感じました。

 

長くなりましたが、7月はそんな感じでした。

本日のおべんちゃらは以上です。