BeatTapeをアルバムにするべく、featしてくれるラッパー、シンガーを募集します。
Lo-fi Hiphopの波に乗るべく制作したBeatTapeですが、せっかくなのでちゃんとした音源にしたいと思っています。
(インスト版はそれはそれで配信すると思いますが)
↓の音源にフックは自分の歌、それ以外をラッパーやシンガーとのコラボレーションで作品を作れたらと思っています。
一人で全て作るよりも、色んな人とコラボレーションするのがヒップホップなのかなと思い、音楽をしている知人友人があまりいないため、この度僭越ながら公募することにしました。
正直さほど興味を持ってもらえるとは思えませんが、もしも僕と作品を作ってみたい、という方がいらっしゃったら下記を参考に応募して頂けると嬉しいです。
募集要項
・名前(本名、HN、アーティスト名何でもOK)
・ラップor歌唱された音源
・SNSのアカウント、もしくはHPなど
・どのトラックを希望するか(複数選択可)
期限:2/24(日)23:59まで
この3つを
件名「ラッパー/シンガーの応募」
内容
①名前
②音源のURL
③SNSのアカウントやHPのURL
④希望のトラック
のみで
まで送ってください。
プロフィールなどは特に必要ありません。出来れば音だけで判断したいので。
DMの場合も①、②、④のみで他は特に何もいりません。
こちらからは気になった方のみにご連絡させて頂きます。
音源は1曲のみ、ちゃんと作られたものでなくてもいいです。
ビートにフリースタイルでラップを乗せiphoneで録音した程度のものでも大丈夫ですが、「このビートに自分のラップ/歌を乗せたら世界の誰にも負けない」と思うものをお願いします。
謝礼に関しては、正直支払える自信がありません。。
どちらかというと完成した音源をそのままご自身の作品として自由に配信、販売していいよ、という感じでやっていけたらと思います。
(こちらはこちらでアルバムでリリースはすると思いますし、その売り上げからお支払い出来る分に関してはもちろんするつもりです)
もしくはもう一曲提供するという形でよければ・・・という感じです。
誰からも応募が来ない未来が若干見えますが、気になった方からのご応募をお待ちしています。
よろしくお願い申し上げます。
SUKISHA
2/1 月次報告
1月の振り返り。
先月主に公開したもの。
その他にも映画のBGMを急遽制作。著作権などの問題が無いため、自分の動画に流用。
1月総評。
全体としては上出来。
曲もちゃんと作ったし、動画も上げてるし、めっちゃ頑張ってると思う。
本当に褒めて欲しい。
毎日誰とも話さずにスーパーやコンビニで「箸はいりません」「袋はいりません」「ポイントカードは大丈夫です」しか言わない生活をあなたはしたことがありますか。
本当にメンタル強いと我ながら思いますね。
SNSの数値変化は
youtube:783→889
instagram:538→660
twitter 3249→3399
で、どれも100人以上増えてて、数値が増えるってイイヨネってなった。
努力を可視化するのってやっぱすごい大事で、数を増やすゲームと捉えられれば楽しむことも出来るから。
お金儲けが好きな人ってそういう部分もあるんじゃないかな。
ただSNS上の数字は本質的ではないというか、あてにならないって気持ちはでかいし、事実そうだと思う。
プチバズみたいなものが起こりやすいのはやっぱりツイッターだし、起こるとフォロワーが増えるのも特徴的だね。
とりあえず今のペースのまま曲作りはしていきたいなあと思う次第。
印象に残った出来事
・ビートテープ(lo-fi hiphop)が結構拡散される。割にオリジナル曲は広がらない。
月3曲作る、と決めて始めてみて、実際チャレンジングだし大変なんだけど、作り終わってみると月の後半が結構時間に余裕があることがわかった。
とは言っても、他の制作依頼とかが被るとマジで忙しいというのも今よくわかったところなんだけど。
そんで月後半が暇だったので、先日ちょっと話題になったブログで読んだLo-fi Hiphopというのをやってみようと思い、実行した。
Lo-fi Hiphopしたくてビートテープ10曲作りました。公開してくのでよかったら聴いてみて下さいネ☺️1曲目です☺️https://t.co/f4okrUr8w3 pic.twitter.com/hyU9aKYwY5
— SUKISHA (@sukisha_jpn) January 27, 2019
これが割と色んな人に好評で、結構驚いた。
何故って、これ作るのに2,3時間しかかかってないから。
既に10曲のビートテープが出来ていて、制作には3日程度しかかかっていない。
でこれと対比してみると、オリジナルのMVは相当手がかかってるんだけど、今のところ初速はビートテープの方が伸びてる。
色々あるけど原因はSNSに適しているかどうかっていう一点だろうなと思う。
オリジナルの曲は単純に自分にとっての財産になるので、伸び悩んでるとか気にしているわけではないし、これからきっとたくさんの人に見てもらえると思ってるので問題無し。
ビートテープが伸びるのはやっぱりビートがいいというのは前提で、アニメ絵を使っていて掴みがいい、とかSNS上で見てSNS上で完結する、というのが大きいんだろうなと。
作品を作ることは続けるんだけど、こういう短いビートテープを量産して注目してくれる人を増やして、で本命をドーン、みたいなのがまあ戦略的には王道だよね。
さてどうしよっか。みたいな。
このビートテープアクティビティで学んだことはなかなか衝撃的で、サンプリングから曲作ったことって今までなかったんだけど、本当に引くほと楽で、ヒップホップ文化をより理解出来た気がする。
今サンプリングで賄われる部分ってきっと将来はAIで賄われるようになって、そうしたら楽器を弾くこと自体がもっと珍しくなっていくのかもね。
それはそれで興味深い。
・「バンドマンはいつも金欠」トピックの拡散性。
一昨日?書いたブログが割と読まれて、反響があったのが興味深かった。
バンドマンってやたら「金ねぇ」って言ってる人、多くないですか?バンドマンが金欠になるそのカラクリを書いてみました。
— 正田やすし🍣@ノービター (@nobitter_sun) January 7, 2019
全ての「まだ無名なバンド」を応援している人たちと、頑張っているバンドマン達に。届け!!!!!!! pic.twitter.com/SKg8SjeOQc
「バンドマンがいつも金欠な理由を説明します」と言うつぶやきが流れてきて、どうしても気になったので書きました☺️長いけど興味ある人は読んでみて下さいネ☺️
— SUKISHA (@sukisha_jpn) January 30, 2019
1/30 - 怠け者は今日も眠る https://t.co/Z7uXiMxqp0
正直まさかこんなに読まれると思っていなかったし、MVの公開よりもこっちの方が拡散されていて複雑な気分ではある。
個人としては音楽をやる人たちがどうサヴァイヴしていくか、みたいなトピックってもう誰もが考えなきゃいけないところで、どんどん意見交換されていくべきだと思う。
けど業界の人とか、バンドマンとか一部の消費者もそうだけど、「そういうの萎えるからやめようよ」とか、「音楽にビジネスを持ち込むな」みたいなのってちょっとあるよね。
業界の人たちはもしかしたら「そういうのは俺たちに任せて曲作るのが君たちの仕事でしょ」って思ってるのかもだけど。
でも最初は誰でも無名から始まるわけで、ゼロから育ててくれる人なんてもはやいないじゃないですか。
賢い人たちはわざわざ発信するわけではなく黙々と実践して成功するんですよ。
それを人はセルフプロデュース力と呼ぶわけで。
でも何もわからず音楽だけ作ってて、手探りで学習していく人たちもいると思ってて、その手探りの時間ってめちゃくちゃ無駄だと思うんですよ。
僕が実際その手探りで地道にやってきた感があるので。
実力があるんなら、それは皆でサポートしてフックアップしてくべきだと思うんですよね。
ちゃんと世の中にウケるかどうかと、実力があるかってまた別の話なので、それぞれのフィールドで豊かに生きていくためのノウハウはもう出し惜しみなしでいいでしょう。
そういう意味で、瀧澤さんがこの話に乗っかってくれたのは非常にありがたかったです。
【バンドマンが金欠なカラクリって話に音楽系個人事業主10年目の俺がガチで答えてみた】その2
— 瀧澤克成@utaist.jp (@takijawa) January 31, 2019
ちょいちょい反響もらっているので少しずつ小出ししてみます。とっても結構な量だけど(笑)。コストを掛けないというのは商売の基本です。続きが読みたい方はRTよろしゃす!! pic.twitter.com/v5jfxqrrcA
これを見ても「俺たちには出来ない」っていう人は、正直、もうやらない理由を挙げてやってないだけだと思わざるを得ないですね。。
でその状態って結構陥りがちなんだよなと僕は思います。
やれば出来るんですよ。大体。
で、やらない人はやらない理由を考えて、そのせいで「出来ない」って言う。
これ世の常だと思う。そう言う人を減らしたくて書いたんだけど。
で、ちょっと残念だなって思うのが、恐らくそう言う層には届いていないんじゃないかなってこと。
これも世の常なんだけど、選挙の時とか、SNS上って本当にものすごい数の「皆投票しよう」って呼びかけが出るじゃないですか。
けど投票率って大して変わらない。あれ、何でかって言うと、共感して問題提起に乗ってる人は皆投票してるんだけど、肝心の投票してない人たちの心にまるで響いていないからなんですよね。
論理が感情を上回らない代表例と言うか。
そう言う人たちに必要なのは、論理を持って説得にあたるって行為じゃないっていう。
もっと別の、本人たちも気付かないような潜在的なメリットを彼らに与えなければ絶対やろうって気持ちにはならないんですよね。
だから例えば、投票しに行ったらお金がもらえる、とか、ネット投票を可能にする、とか、僕は極端な話お金払ってジャニーズかエグザイルを一人やめさせて議員に立候補させるのが一番投票率は上がると思ってるんですが。
そのぐらいのことをやらないと人の心は動かない。
だから、僕が書いた文章ではきっとリテラシーの低い(といったら怒られそうだが)バンドマンたちには届いていないのではないかなと。
瀧澤さんは多分意識してツイッター上では強い言葉を使っていて、それは多分より多くの人に見て話題にして欲しいからなんだけど、僕はあまりそう言う感じにしたくはなかったので。
わかってる人たちだけで「そうだよね、彼らにはそれが足りなくて問題提起すべきだよね」って盛り上がるのって、意味がないとは言わないけど抜本的な解決にはならない。
まあ難しい問題だよね・・・とは思いました。
僕はビジネス感覚がそんなにあるわけではないし、そもそも曲作りでいっぱいいっぱいなのでもうそっちに集中しますが、皆幸せになれるといいなとはずっと思ってます。
・CDの売り上げがマジで儲からない。割にストリーミングが儲かっている。
12月までで流通していた分のCDの売り上げが確定し、支払い通知書がきたので見てみたところ割と仰天しました。
マジで儲からない。
あれだけプレスから流通のための細かい作業やらデザインやら何やら頑張って、ああ面倒くさいと言うのを全てクリアして、おかげさまで渋谷や新宿のタワレコで展開してもらって、流通の人にも宣伝してもらって、そんで自分の手元に入ってきたお金が、お金が、何と、、
4万円・・・。
これはなかなかの驚きだった。
細かい内訳は話す気ないんだけど、何でこれしか入らなかったかと言うと、売り上げの半分は小売店と流通に払うことになり、残り50%が僕の手元に入ってくると。
そんでそこからかかった経費を抜かれていくことになるんだけど、その中でものすごい額を抜かれている項目があって、何かと思ったらJASRACの登録費だった。
そういえば流通の人に「JASRAC登録どうします?個人でやると面倒ですしこっちで代行することは出来ますよ〜登録料はかかりますが」と言われた記憶があり、その時マジでやることがたくさんあったので、二つ返事で「じゃあお願いします」と答えた記憶がある。メールも残ってる。
その時いくらかかるのか聞かなかった僕も悪いんだけど、まさかそんなに取られるとは思わなかったので結構衝撃的だった。
これから印税とかが入ってくるって言うのはあるのかもしれないけど、払った額が全部返ってくるとはとても思えない。
何なんだろうかこれマジで、と思った。
僕は別に「ファッキンカスラック!」とか言いたいわけではないし、流通や小売店の人たちがアコギな商売してるとか言うつもりもない。皆それぞれシステムの中でベストを尽くしてる。
問題なのは、皆がベストを尽くしても、誰も大して得をしないシステムがずっと維持され続けてることだと思う。
正直僕のCDが発売して小売店と流通の皆さんが得た利益なんて、向こうからしたら本当に大したことのない額のはずで、それでもちゃんとやってくれたことを感謝すらしてる。
で、皆が皆頑張ってるのに全然結果が出ないって言うのは、どう考えても仕組みが悪いとしか思えない。
新しいやり方を見付けないと本当にこれから零細が零細のままで終わり続けてしまうし、結果夢のない世界だと思われて後続が生まれない、と言うことになりかねない。
自分らで出来て、その輪をさらに無理なく大きく広げていける、って言う仕組みが必要だなと思っています。もしかしたら世代が一つ違えば随分変わるのかもだけど。
しかし日本は本当に変化がおせーな。。
もう海外はストリーミングの次のトピックにうつってるのに。。
まあ零細アーティストがこんなこと言っててもただのたわ言だけど。
で、これだけ夢のない話をして終わりだとつまらないので一つ希望的なことを話しておくと、ストリーミングが実は結構儲かるんだよね。
先月の売り上げ通知では3万ぐらい入ってきてる。
何もしてないのに一ヶ月で3万入るってすごくない?
あれだけ頑張ってCD売って半年以上待って入ってくる額が4万ぞ?
Spotifyは還元率低くて入ってくる額も少ないんだけど、Apple Musicが1再生辺りの単価が割と高いっぽくて、再生されると結構入ってくるんですよ。
だから、これからの時代は多分サンプリング中心でラップも出来てヒップホップな曲を量産出来る人が強いだろうなと思います。
と言うか、世界見てても世の中そうなってるし。
ただ、ヒップホップでいい曲を量産し続けるのは正直難しいと僕は思いますが。。
そう言う視点もあって僕は今年は36曲作る、と言っています。
あとは知名度さえつけば・・・。
今のところRainbow Townの再生数と僕個人の配信してる曲全ての合計がトントンぐらいなので。kiki viviちゃんは本当に人気だなあ。
最後に今月読んで面白かった漫画、小説。
マジでエロくて男性の歪んだ性的願望が詰まりに詰まってるので女性にはオススメしづらいが、エロ部分だけを抜けばとても面白い作品です。
RPGの世界で政治的目論見だったり論理的思考でいくつかの勢力が戦うみたいな話。
ロリと巨乳が出てきてハーレム的なことするのが受け入れられない人はまあ無理だろうけど。。
めちゃんこおもろい。
田村由美先生といえば7SEEDSなわけだけど、あの作風からは思いもよらぬミステリー。の皮を被った人生哲学のお披露目本。
育児を手伝っているつもりの刑事がいて、「嫁が不満そうなんだよね〜俺は参加しているつもりなんだけど」という悪気なしの相談に対する返答はなるほどなーと思わされた。
目からウロコが落ちるエピソードでいっぱいです。
久しぶりに読み返したくなって最新刊まで読んだけど、マジで面白い。
本当に面白くて、久しぶりに読んでてめちゃくちゃオモシレーって独り言出た。
続きが気になりすぎてジャンプSQでも追い始めました。
設定が段々難しくなってきたけど、マジオヌヌメ。
大学の先輩が面白かったと言うので読みました。
面白かったは面白かったんだけど、そこまで自分には刺さらなかったかな。
まあそんな感じの1月でした。
本日のおべんちゃらは以上です。
1/30
先日twitterで流れてきてどーーーーーーしても触れたくなったつぶやきがあったのでそれについて。
先に言っておきますが長いです。
が、気になる人にとっては有益なのではないかと思います。
無名のバンドマンがお金がないことを説明する、という旨。
バンドマンってやたら「金ねぇ」って言ってる人、多くないですか?バンドマンが金欠になるそのカラクリを書いてみました。
— 正田やすし🍣@ノービター (@nobitter_sun) January 7, 2019
全ての「まだ無名なバンド」を応援している人たちと、頑張っているバンドマン達に。届け!!!!!!! pic.twitter.com/SKg8SjeOQc
僕は基本的に世の中の音楽を作る人たち全てに幸せに生きて欲しいと思っています。
で、その幸せの形って本当に人それぞれだと思っていて、音楽だけで食っていくことがゴールなのか。それとも趣味で続けていきたいのか。
その軸と、好きなことをやるのか、誰かの欲求を満たすのか、という軸と、それ以外にも色んな要素が絡まって、でその中で自分が位置すれば幸せでいられる場所をそれぞれに目指して欲しいと思っています。
なので、この人の活動も当然応援しますし、頑張って欲しいと思っています。
その前提で以下の話をするということをまずご承知ください。
で、音楽を作って発信している人ならば、上で言った軸のどの座標にいたとしても、「誰かに聞いて喜んで欲しい」「あわよくばお金にしたい」という気持ちはあるはずで、それを自分の欲求の中で最大化したいはずなんですね。
特定のジャンルの人にものすごい好きと言って欲しいのか、色んな人に聞いて欲しいのか。色々あると思います。
それらをちゃんと言語化しているかいないかは人それぞれだけど、「とにかく頑張ろう!」という気持ちでやっているんだと思います。
その上で、一つ一つ、「これはもっとこうしたらいいんじゃないか?」と思ったことがたくさんあって、でも本人に直接言ったら失礼なんじゃないかと思って、でも誰かに聞いて欲しくて、今これを書いている次第です。
ということで本題なんですけど。
バンドマンがお金がかかるのはなぜかというのを、こちらの方はいくつかにまとめて伝えています。
簡略化して伝えますが曰く、
①毎週のスタジオ代。週1回スタジオに入れば月に2万はかかってしまう。
②音源のレコーディング代。どんなにケチっても30万はかかってしまう。
③プロモーション代。CDR100枚を4000¥で買ってレコード会社100社に送ればそれだけで2.4万。MVを5万で撮れば7.4万。SNSでバズらせるのは至難の技だし、バズってもその時宣伝出来るようなちゃんとしたMVが出来ていなければ困る。
④レコ発イベンド代。ちゃんと人を呼んでいいイベントにしたいので土日に開催したい。必然的にレンタル代が高くなり、準備にも気合が入るのでどうしてもお金がかかってしまう。
と仰っています。
僕は正直、これらの悩みはDTMを活用することと少し知恵を働かせることでほぼ全て解消出来ると考えます。
以下に説明します。
①スタジオ代について。
週1でスタジオに入る必要って実はないのでは?
ドラマーは仕方ないけど、バンドで使う楽器ってほとんど家で練習出来るものなので、それぞれのパートが毎日メトロノームに向かって、目瞑っててもパフォーマンスしてても完璧に弾けるくらいに練習しておけば、半分かそれ以下の回数に減らせるのではないかと思います。
バンドで合わせることにももちろん意味があるけど、それはライブ前に集中的にやれば良いのではないかと。
その分ドラマーの個人練習分をみんなで負担すればいいんじゃないでしょうか。
②音源のレコーディング代。
インディーズの無名バンドが、レコーディングスタジオで全てを録る必要ないのでは?
ちゃんと予算が出る状態で行うならわかるんですが、一番最初のバンドの音源なんて正直デモレベルでいいと思うんです。
その音が段々良くなっていくというのも応援する醍醐味のはずなので。
なので、思い切ってドラムは打ち込み、レコーディングも自分たちで宅録を活用するのがいいと思います。
ドラム以外のレコーディングは全てパソコンがあれば出来ます。
Macを元々持っていればlogic、あとはオーディオインターフェースを用意すれば、ギターや歌に関してはスタジオでマイクを借りて個人練料金で自分たちで録ればいいし、ベスはライン直でも全然大丈夫。
ドラムは残念ですが録音するのは時間とお金がかかるので、思い切って打ち込み用のソフト音源を買ってしまうのがいいでしょう。
BFDかAddictive Drumsが間違いないと思います。下手に録音するよりいい音がします。
すると多分全部合わせて10-15万くらいで出来るんじゃないかな?
ドラマーにしてみれば「ふざけんな」って思うかもしれないけど、やってみて欲しいと思うのは絶対損はしないから。
打ち込みを学ぶと絶対ドラムもうまくなります。
厳しいことを言うかもしれないけど、ドラムの録音費用が賄えないのはまだ求められていないからとも言えます。
「うちが予算出すからレコーディングしようよ」とどこかから声がかかっていない限り、それが今の自分たちの実力なわけだから。
だからと言って諦めて欲しくないし、限られた資源の中でもいいものを作って欲しい。
それが理由で「お金がいつもない」なんて嘆いて欲しくないんです。
あと曲さえよければ、音の質が多少悪くともわざわざCDを買う層やネットでディグってる層には伝わります。
とにかく作品を出しましょう。クオリティや迫力はライブで伝えれば良いと思います。
③プロモーション代。
これについてはいくつか論点があります。
まず、デモCDをレコード会社に送ることについて。
前提として、CDRは100枚で4000¥もしません。アマゾンで半額以下で買えます。
ケースが個別に欲しいのであればディスクユニオンや量販店で買えます。
そしてレコード会社にデモを送るとのことですが、それよりもネットを駆使するか、自分たちの音楽を質の高いものにする投資に使うべきなんじゃないかと僕は思います。
もちろんデモCDを募集しているレコード会社もたくさんあるし、その人たちは全部聞いていると思います。
ですが、僕の周囲で上に上がっていく人たちは、それよりもちゃんといい音楽を作ったり、自分たちが面白いと思うことを実践していく人たちです。
自分たちが面白い存在であって、音楽の実力があれば、向こう側から勝手に声をかけてきます。
レコード会社の人たちもゼロから人材を育てていく経済的余裕ももう無いはずなので、ネットでの募集以外は一旦デモを送るのはもうやめていいのでは無いかと思います(これはちょっと極論ですが)。
次に、MVの撮影費用について。
自分たちでiphoneで撮影編集すればお金はかかりません。
好きなロックバンドなんですが、The Cheseraseraと言うバンドがいます。
彼らのMVの中でもトップクラスにPVを稼いでいる曲はiphoneのみで撮影編集されているそうです。(確かTwitterで言ってましたが違ったらすみません)
The Cheserasera「最後の恋」Music Video - YouTube
これで5万は節約出来ます。
あとさらに言うと、ちゃんと実力があると「費用は出世払いでいいよ」と言ってくれる人も出てきます。
これはMVの話に限ったことではなく、レコスタとかエンジニアも結構ある話です。
「好きなものを作れればそれでいいから」と言う人は実は結構います。
だからいい音楽作るのが一番大事と言うのは、もはや前提の話ですね。
そして「SNSでバズらせるのは至難の技」。
これは確かにそうなんですが、何となく、これはチャレンジしたことのあまり無い人の発言だろうなと思ってしまいました。
SNSでバズるためには、ずっと続けることが一番大事です。
自分にあまり負担のかからないコンテンツを、息をするように毎日続ける。
それがバズへの一番の近道で、実は出来る人がとても少ない方法です。
「バズった後に宣伝出来るMVが必要」とのことですが、増えたフォロワーに対するさらなるアプローチの方が100倍大事です。
至難の技なのは前提ですぐに目が出る方法では無いので、何も言わずに地道にずっと続けるのが良いのではないでしょうか。
最後に④レコ発イベント代。
これに関してはとてもシンプルな発想で解決します。
共同企画にしましょう。
バンドで活動していればきっと仲の良いバンドがいるはずです。
理想はスプリットEP、でなくともお互いにいつまでに音源を作って、そのレコ発を一緒にやろうと言う話を先に取り付けます。
そして作品が出来始めたら、お店に相談しましょう。
何ならお店とも共同企画にすれば良いと思います。
そうすれば、最低でも必要経費が半分、下手すれば3分の1になります。
残ったお金で自分たちより有名で実力がありそうなバンドへのギャラを作って、出演交渉してみるのも良いかもしれません。
大体ざっと書いてきましたが、これだけで相当な経費節約になるんじゃないでしょうか。
色々反論もあると思うし、「そんな無責任な立場から出来るでしょ、とか言われても・・・」とか感じる方もいると思うんですよ。
わかります。
僕は押し付けるつもりとかないしみんな自分たちのペースでやるのが一番だと思います。
けど、お金が続かないから就職してバンドやめた、とか悲しいじゃないですか。
就職しててもバンド続けて欲しいし、バンドで食っていきたいならみんな成功して欲しい。
今って本当に生き方が多様になった時代で、誰だって考え方次第で自由に生きれると思う。
触れたことのない可能性に満ちた素晴らしい時代なんですよ。
みんなが好きなことをやって幸せに生きれることを、僕は願っていますよ。
で、出来ればそんな世界でみんながDTMをやるようになって、その中でネ申として君臨したい!!!!
あースッキリした。
まあ多分全然誰にも読まれないと思うけど。
本日のおべんちゃらは以上です。
1/8
水曜日のダウンタウンと言う番組がある。
その番組の中で、以前「下層youtuber地獄説」と言うのが取り上げられていた。
要するに、求心力の低いyoutuberは身体を張るしかなく、コンテンツの作り込みも甘いので痛々しいだけで面白くもなく、故に再生数も伸びずと言う地獄的悪循環が続く、と言う現象を面白おかしくプレゼンするものだった。
当時それを見た僕は、「うわあ、こんな身体を張ってしかも面白くないことをしてまで、この芸風で有名になりたいのか。よくわからないけどみんな大変なんだなあ」と感じたものだった。
しかし、今になってみると、彼らがいかに心が強いかと言うのがわかる。
鈍感力がすごいのだ。
再生数二桁でも動画を作り続けると言うのは、なかなかに出来ることではない。
共演者しか見ている人がいないライブハウスで弾き語りをし続けるシンガーソングライターと同等か、それ以上の心臓の強さと言えるだろう。
今年は頑張るぞと決めて年始から曲を作り、それを動画にしてと言うのを始めたわけだが、そうすると数字がやはり気になり始める。
動画一つ一つの再生数もそうだが、チャンネル登録やフォロワー増を目指して始めたわけなので、それらも気になる。
ちなみに、それらは明確に増えている。
明らかに確実に増えているが、気になってしまう。
これは恐らく、必要以上に気合が入っているからだ。
無理をしている。
数値目標も設定していないくせに「頑張ったんだからもう少し報われてほしい」と言うような気持ちが少し浮かんできている。
これは良くない。
要因としては長期的視点を持って取り組むことが苦手であることが挙げられるだろう。
そもそも、年が明けて一週間。一週間やそこらで成果が出るわけもない。
わかりきっていることだ。しかも既に少しずつ成果が出ている。
これ以上何を望むと言うのか。
あとは慣れの問題もあるだろう。
それこそ寝る前に歯を磨くかのごとく、朝起きて猫に餌を与えるがごとく、手軽に一通りのタスクを終えるように慣れてしまえば、淡々と毎日作業をしていくだけだから。
まずは一ヶ月頑張ろうと、昨日考えて結論した。
それと同時に自分の武器みたいなものが対世の中的にいかに弱いかと言うことも実感している。
どう考えても可愛い女の子が商品紹介したり驚いたり笑ったりしてる方が楽しい。
まあ自分に出来るのはプロフェッショナル仕事の流儀の下位互換の下位互換くらいなものだが・・・。
テクノロジーが進化し、自分も相応に年を取り、世相が見えれば見えるだけ、人が深層心理で何を求めているかと言うのがわかってくる。
わかってはくるが、自分にはそれを満たす要件がない。
残念なことではあるが不満を言っていても意味はない。
努力を続けることでしか努力が報われることはない。
持論だが、人は誰かの努力が継続的に形になっていることを何度か違う場面で目の当たりにすると、初めは無関心だったものが3,4度目くらいで尊敬に変わる傾向にある、と考えている。
僕の曲作りが1曲から3曲、15曲から35曲になっている頃には、初めは冷めた目で見ていた人たちも「こいつすげえ」となっている寸法だ。
曲作りだけではなく、動画にも言えるはずだ。だから頑張ろう。
責任と金銭的対価を抜きにした時、人は面白いと感じることしか続けられない。
それを続けることが苦にならないことをある種の才能と呼ぶ。
僕に果たして才能があるのか、試される2019年の始まりである。
下層youtuberの鈍感力に乾杯。
本日のおべんちゃらは以上です。
12/29
1年の振り返り。
読みやすさを気にせず思ったこと感じたことをつらつらと書き記していきます。
まず去年のものを読んでみる。
なるほど去年はSUKISHAを始めて少しずつ成果が出てきたから頑張ろうって感じだったわけだ。
今年はどうか。
今年はとにかくハースストーンをプレイした一年だった。
クラウドファンディングで得たお金で自分への投資だと言って購入したiPadで。
私はこの一年、カードゲームをして過ごした。
最近のゲームの面白さは本当にすごくて、時間が驚くほど吸われていく。
全く無駄だと思っていないし、むしろ充実していたとすら感じている。
が、まあパッとしない一年ではあった。
音楽的な活動については、恐らく順調。
外から見えている自分と、実際の自分はさほど違わない気がしていて、まあまだこれからだよねと言う感じ。
誰も自分のことなんか見ていない、と言う気持ちはまだかなりあるけど、でもやっぱり気にしてくれる人が増えているのは感じてる。
でもそれも全然これから。
むしろもう来年のことを考えて曲を作り始めている自分は偉い。偉いぞ俺。
一応備忘録的に書いておかなければならないことは何だろう。
クラウドファンディングが終わってCDが全国流通した。
SONYのオーディションのファイナリストになって、機材をアホほど買った。
そのオーディションの副次的財産として、Junk Food Societyをリリースし、それが案外再生されていることを目の当たりにし、やはり現代においてはYouTubeやブログと同様、短い曲を大量生産する形が産業構造に対しては適しているのだなと学びました。
まだ言えないけどおいしそうな話とかもあったりするけど、そんな感じの一年でしたね。
ハースストーンに関して話すと、ただゲームが楽しかったと言うだけではなくちゃんと学んだこともあって、それは今の動画の使われ方とかYouTubeの空気感みたいなもの。
オーディションでぎーにょと一緒になったことも関係してるけど、ハースストーンのプレイ動画を片っ端から見ているうちにチャンネル登録することが普通になっていった。
今まではあまりすることがなかったけど、そうなってみると毎回通知が来る度に動画を見にいく自分がいて、なるほど、これが現代。と感じたと言うのがある。
だから、制作過程を短い動画で公開していこう、と言う案が生まれた。
正直、発想が一周遅い。そして音楽の制作過程が万人受けするとは思えない。
けれども、僕にはぎーにょのようなファッションアイコン感はないし、武器になる、あるいはしたいと思うものなどあまりない。
ならば日常的にやっていることを公開していくしかないではないか。
ニッチなブログがアクセスを山ほど集めると言う話も聞くではないか。
始めたばかりで手応えは全くないが、頑張っていきたいと思う。
そして一年の振り返りとはあまり関係ないが、
先日幻冬社社長の見城徹氏がツイッターで「圧倒的努力は必ず報われる。報われないのは圧倒的ではないから」と言う旨のつぶやきをされているのを見た。
それに対して、2ch創設者のひろゆき氏が「見城さんが今からメジャリーガーになってくれるのなら信じますが・・・」と言う旨のコメントをされているのを見た。
これを見ていて僕は「努力は報われるのか」と言うことを結構考えて、結果、「努力目標の定義次第でどちらとも言える」と言う結論に至った。
何を言っているのか?
要するに「メジャリーガーになる」が目標で努力して、なれなかった時にその努力は報われなかったのか?と言う問いにどう答えるか。
僕はこれは報われる努力だと思う。
なぜか。僕の考える努力することの最終的な目標は「豊かに生きること」だから。
メジャーリーガーになるって言うのは、短期的にはそれが一番の目標かもしれないけど、人生を豊かに生きることには実はさほど関係がない。
むしろ、その時積んだトレーニングや思考法、人間関係なんかが、ちゃんと努力を積み重ねていれば仮にメジャーリーガーにはなれなくとも絶対にその後に生きてくる。
と僕は信じている。
「成功体験を積み上げる」と言う言葉があるように、努力して何かを達成した、と言うこと自体が人にもたらす効能はとても大きい。
ひろゆき氏は恐らく努力目標を短期的及び論理的に捉えていて、メジャーリーガーになるための努力をしてメジャーリーガーになれないのならその努力は意味がない、と言うスタンスなのだと思う。
ただ僕は今から見城さんがメジャーリーガーになるための努力をしても、それは報われると思うなあ。絶対新しい発見がある。
それが何かのアイディアだったり、人を見る視点のヒントだったり、そう言うものになる。
僕は一生音楽を作り続けると思っているしそれを実践していくけど、何故そうするかと言えば、そうしている自分が恐らく一番豊かだからだと思う。
何を持ってして「豊か」と言うかすらも人それぞれだが、幸せに生きられない多くの人はそれを定義出来ていないことに原因があるのではないか?と思っている。
金があって、うまいものが食えて、女にモテれば幸せなのか。
うん、それは幸せだね。
ではなくてだな、自分が一体何をする時幸せと感じるのか?
と言う問いに返答出来ないと、いくら金があっても、女にモテても、周りからは羨ましがられようと自分が幸せだと感じられる生活は出来ないのではないか?
自己分析と変化し続けることを厭わないことが、我々を幸福へと導くのではないか?
まあそんなことを思うわけです。
友達を3人だか4人だか経由すると誰とでも知り合えちゃうみたいな話はよく聞くけど、ならみんなまだ知らないだけでもう友達じゃん。
僕はお友達みんなが幸せでいられるといいなあと思ってますよ。
なんだそのまとめ方。ウケるな。
さて、今年の総括はそんな感じなんだけど、来年振り返る時のために、SNSのフォロワーの数だけ一応メモっとこうと思う。
twitter 3249
instagram:538
youtube:783
インスタが貧弱で不甲斐ないけど、最近ストーリーでひたすら制作風景上げてるからかフォロワーが増えてきています。
YouTubeはまずは1000人突破を目指したい。
でもこれを地道に頑張るには、ちょっと機を逸しすぎてると言うか、22歳ならそうすれば絶対勝てたねみたいな話だと思うので、何かブレイクスルーを経てズドーンと一発かましたいところだよね。
わかる。
あ、あと来年かどうかはわからないけど、思ったことをある二人の対話として小説風に書くことで、自らの感想ではなく物語として他人に消費させる、と言うのをやってみたくて、手をつけたい。
noteとかで趣味で公開していけたらいいなと思ってる。
ただ来年中に出来るかは謎。だって曲作りが鬼すぎるから。
誰だよ来年36曲作るって言ったやつ。俺だよ。
言いたいことは大体言ったので、年末だからか100g98円だったので買ってきてしまった豚バラのブロックをうまいこと調理して食ってやろうではないか。
それでは皆さん、よいお年を。
今年のおべんちゃらは以上です。
11/14
やらねばならぬことから全力で逃げ続けている11月。
アイディア待ちというのはあるが、そこそこ煮詰まりつつ現実逃避も込みでひたすらピアノの練習をしている。
年末に向けて不甲斐なさが加速していく。
巷 a.k.a. SNSでは友人知人がどんどん動きを見せていて、その間自分は何をしているのかというと、何もしていない。
今月は本当に何もしていないな、としみじみ思ってしまう感じのこのヤバさ。
このままいくとマジでまずいので、今月はもう二大タスクを終えたら優勝ということにしてあとはもう遊ぼうと思う。
ダイエットホリデー的な。
遊ぶ相手もいないが。毎日ゴロゴロしているだけだが。ピアノの練習しかしていないが。
12月に入ったらマジで曲作ろう。
12月5曲、1月5曲でEP2枚作れるように頑張りたいと思います。
片方は純粋にいい曲集、もう片方は挑戦的な内容、に出来たら理想。
やると言ったことのうち半分はやらない男なので期待はあまりしないでください。
全く、不安を取り除く手立てが見付からないぜ。
未来の自分を信じて、長期的視点を持って取り組んでいこうぜ俺。
朝晩の冷え込みが冬っぽくなってきましたね。
季節の変わり目は毎回誰かもわからず「誰かに会いたい」と思ってしまいます。
それはきっと俺が会いたいと思う人に会うことも適わず、原因も改善方法もわかっているのに何もせずに天井を見つめて暮らすような社会的弱者だから何だろうなあ。
幸せの定義を調査する、という実験があって、その結果幸せの定義は人によって違うのでうまくまとまらなかったそうで。
ただ「孤独は人を幸せにはしない」という調査結果が出たらしいです。
何か胸にズシッとくるよな。
先日友達が2人ほどうちに来るってイベントがあったんだけど、機材と箱と寝床しかない俺の部屋を見て、「服役囚の暮らし」「人の住む場所ではない」などということで合意した。
気持ち的に追い詰められてなきゃ「シャァカのっ手のひらぁのウェーーイwww」とか歌わねーっつーんじゃ。
ぐあーーーやるぞ。俺はやる男。
最近マジで人に会う度「不甲斐ない」としか言ってないけど、そろそろ、もうそろそろ何とかしないと本当に不甲斐ない。
この気持ちがヤバさのスレッショルドを超えた時、また名曲が爆誕するのでしょうね・・・
本日のおべんちゃらは以上です。
10/16
オーディションを終えて思うこと。
バズはそこそこ大事。
「話題になる、させる」ということがここまで一般人に可能になった今、使えるものを使わないのはどう考えても悪手。
事実、Seaboardを使った楽曲はツイッター上でかなり拡散され、それを契機にフォロワーが増えたり、気にしてくれる人が増えたりはした。
けれど、「続けられる好きなこと」でやらないと、絶対きつくなる。
何故かと言えば、どうしても俗っぽい内容にならざるを得ないから。
一発屋的発想でのバズは喜怒哀楽や三大欲求を刺激するものに性質が寄っていく。
誰でもわかるものというのは、バカに寄せていると言う意味でもあるからバカらしくもなる。
自然とアーティスティックなものからは離れていく。
コンテンツの良さと言うのは人によって違うし、そう言うものを否定するつもりはないけれど、自分は文化を愛でると言う感覚を大事にしたい。
ので、オーディション期間中はネタ感のある曲をたくさん作ったが、ギリギリ自分の中で許せる範囲の、自分のことを嫌いにならなくて済むような内容で、と言うのは最初から決めていた。
音楽の一番の根幹の部分、大事なものを捨ててしまっては意味がない。
それは行きたくない会社に行ってやりたくない仕事をしてお給金をもらうことと大して変わらず、それなら普通に働けばいいし作りたくない曲を作ってお金を儲ければいい。
あくまで自分にとってかっこいい音楽を世の中に認めさせて、才能のある人間をフックアップして、文化芸術を拡大再生産していく、と言う姿勢を貫き続ける。
でなければ今のところの生きる理由が中途半端になってしまう。
僕は今のところ、Seaboardの曲がバズって2000イイネをもらうよりも、釈迦の手のひらのような曲を作って家族や友達が「いい曲だね」と言ってくれることの方が嬉しい。
もう一つ理由を挙げるなら、バズを起こして人気を得る方法は実はかなり時間がかかる。
世の中は刺激で溢れているし、遊び道具は無限に存在する。
どこかで発想をぶっ飛ばさないと、大体みんな見たことのあるものになってしまうのでそう簡単に注目はされない。
Seaboardの曲がウケたのは曲の内容だけでなく、物珍しかったから。
視覚的にも珍しくてパフォーマンス性が高かったからだろうし、大道芸のような要素も無ければ残念なことに衆目は集まらない。
さらに言うならば、この一回のバズすらも世の中の規模からしてみれば小さい数字と言わざるを得ない。
で、この数字を増やしていくためには、一つの方向性・嗜好性を持ったコンテンツを継続的に出して行き、気にしてくれる人を増やさなければならない。
途中からは恐らく倍々ゲームのように、跳ねる時の大きさが劇的に変わっていくのだと思うが、そうなっていくまでにはかなりの時間や運の要素が必要になる。
好きなことで無ければ絶対に出来ない。
少なくとも僕はJunk Food Societyのような曲をさらに量産していこうとは今のところ思っていない。
「いい曲だけ作っていればいい」とは思わない。
いい曲の定義が人によって違う以上、押し付けがましくなってしまうから。
だけど必要以上に世の中(だと自分が思っている何か)の気持ちを忖度することも大して効果はない。
このオーディションとJunk Food Societyでそれがよくわかった。
とりあえず目下自分がするべきことは息をするように曲を作って公開してを繰り返していくことなのかなと。
色んな話が少しずつ動いていてまあ面白くなりそうなので、このブログを読んでいるレベルのマニアの皆さんは期待していてください。
オーディション終わったからしばらく曲作りもせずに漫画やゲーム三昧したいところだが、そうも言ってられないようで、ハァ・・・となっています。
今後はYouTube関連を増やしていきたいと思ってて、曲だけでなく制作風景だったりも上げていけたら理想。生配信もしたいけど、ちょっとわかりません。
まあ楽しく生きていきたいよね。
あ、あとよくネットでの動きしか見たことのない人と実際に遭遇すると言われるんですが、寡黙なアーティスト系の人ではなくて、僕めちゃくちゃよく喋るしフレンドリーな方です。
番組見ればわかるように音楽好きなただのアホです。意外と感受性豊かで繊細で傷付きやすい方だけどね。ぐはは。
その辺で見かけたら話しかけてくれても構いませんからね。
本日のおべんちゃらは以上です。