怠け者は今日も眠る

-ディスポエマーの日常-

HPが公開されたので白ワインの存在意義について書く

昨日、高校の同級生であり画家というバンドでギターを弾く今最もデキる男という表現が似合う男、田幸くんのおうちにお邪魔し、鍋やら何やらつつきながら酒を飲んできた。

 

話は当然盛り上がった。

彼が菊池成孔先輩のファンでブロマガを拝読しては感銘を受けていることや、僕が人に頼まれて作った曲に果たして作家性が伴っているかどうか、お金を稼ぐということには大体高度な知的活動がつきものであることなどをつらつらと語った。

 

ビール、ワイン、ハイボールといった大人の嗜みa.k.a.グッドアルコホールを次々に経口摂取し、次第に酩酊していくといういつも通りの儀式を通じて我々は親交を深め、何かしらの距離感を縮めていくわけです。

 

人それぞれ生きていく中で会話のキャッチボールのスピード感や投げるボールの量/時間が違うのは当たり前のことだと思う。

 

気が合う合わないというのはやはり、投げられたボールのスピードや球種がこちらの欲しいものであったり、もらって面白いと感じるものであるか、こちらが投げようとしているのに強引にさらにボールを投げて来たりしないか、などといった部分が自然に合うかどうかに依拠してくるのではないかと思う。

高校から一緒ということがどの程度関与しているかはわからないが、なかなかに気持ちのいいキャッチボールが出来る≒気が合う友人の一人である。

 

 

話は変わって(いや変わってないか)、僕はお酒が好きだ。特に醸造酒が。

 食に関する贅沢をしても良いと言われたら、まず純米大吟醸の日本酒と刺身を選択するだろう。

 

ただ、刺身も日本酒も高い。そして良い物が日常的に簡単に手には入らない。

なのでここぞと言う時しか飲まない。この間京都土産に買った純米大吟醸は旨かった。。

 

なので普段贅沢な晩酌、と言えばもっぱら赤ワインを飲む。 

フルボディの赤ワインと生ハム、モッツァレラチーズがあれば大体幸せである。

それはもう幸せである。

 

あまり同意を得られないが、生ハムとモッツァレラチーズを一緒に食し、赤ワインを飲むとそれはもう大変な幸福感に包まれることが人類には可能なのである。

一度試してもらえればきっとわかってもらえると思う。

 

モッツァレラと言えばトマトのカプレーゼ、と思っておられる皆さんにも是非一度試して頂きたい。

無論普通のチーズと赤ワインの組み合わせも愛して止まないけれども。

 

そして、僕は今までその飲み方でワインを楽しんできたがために、白ワインの存在意義が本当にわからなかった。

ワインを飲むなら赤ワインを飲めば良いではないか、と。

 

あっさりしていて何かこう、他にもっと飲むべき酒があるのではないかと思わせる色と味。

チーズだって赤ワインの方が合うではないかと。

なぜわざわざ斯様な飲み物を飲まねばならんのか。

その謎が昨日解けたことを書きたくて今夜ブログっているわけです。

 

 

田幸くんのおうちで頂いたお酒の中に白ワインがございまして、それはもう久しぶりに飲んだわけなんですが、それが何の変哲も無い普通の白ワインだったわけですが、これが何と申しますか、うまかったんですねえ。

 

別に白ワイン自体はただの白ワインなんですが、食べ物との組み合わせでこんなに変わるのか、という衝撃がありました。

モッツァレラチーズとサラダ、鍋の中の鶏肉なんかと一緒に飲んでみたらアラビックリ!

 

果実のフルーティな香りが!(頭痛が痛い的な意味で)

フワッと口の中に広がるわけですよ。いやーアレには参った。

見識を改めました。白ワイン侮りがたし。これから新規開拓の必要性を感じました。

 

赤ワインを多く飲むことで自分の中でのワインの比較基準みたいなものが出来上がって来たと考えるべきなのでしょう。

何事も比較と経験。また一つ大人の階段を登りました。

そんな感じです。

 

 

あ、あとHP出来ました。

たまに覗いてやってください。ライブにも見に来てやってください。