どうやら気付くと卑下ばかりしているようだ
最近何かとても惨めな気持ちになるタイミングが何度かあった。
昨日会った友人によると、ブレてなくて良いと思う、とのこと。
思えばいつもこんなんじゃないこんなんじゃないと言い続けている気がする。
いつも自分を客観的に見ている自分が別角度にいて、例えば自分の大して無い実力を誇示しているかに見えるタイミング、本当は思ってもいないようなことをかっこつけて言っているタイミング、そういう時に大体いつもお前はまた何を偉そうなことを言ってるんだ、んなこと言ってる間に周りは黙って前進してくんだぞと、真剣に説教してくるわけです。
かっこ悪いなととても思う。
こうじゃないんだと言いながらその代わりとなるものをすぐに提示出来ないくせに、それでもこうじゃないんだと言い続けることにも、その言い続けている様がかっこ悪いと思いながらもそれを口外することに躊躇いも無く、あまつさえ誰にでも目に出来るブログという媒体で遠慮なく文章にするところも、やはりかっこ悪いと思う。
ただ、この状態がいつも通りなのは確かにその通り。
これはいわゆる産みの苦しみのプロセスの一つ。まだどんな形になるかもわからないジグソーパズルのピースを、一つ一つああでもないこうでもないと作り始めた、それこそ気の遠くなる作業の初期段階で大体こうなる。
その友人とはもう出会って5,6年は経つが、考えてみれば彼と出会ったぐらいの頃から今にかけて、心の底から幸福だったと言える時が一度も無い気がして、また虚しくなった。
一体何を求めているのか、自分でもわからないままふらふら生きている。
無い物ねだりは一生続くんでしょうね。