怠け者は今日も眠る

-ディスポエマーの日常-

正直しんどい

亀のごとく進んでいる新音源作り。

正直しんどい。毎回そうなんだけど、ほんとに良くなるのかコレって思うタイミングはやっぱりある。

今大体のトラックがアコギ、ベース、ドラムまで出来てて、それを確認の為に死ぬほど聞くことになるんだけど、それだけだとやっぱり物足りないわけです。

完成系として想像する物は当然これからエレキギターやら、サックス、歌、さらにその他に例えばエレピだったり、シンセだったり、コーラスだったり装飾音が色々入って来るわけです。

 

今の状態を料理で例えるなら、肉じゃがを作ろうとしていて、調味料が入ってないどころか人参、ジャガイモ、タマネギあたりを下ごしらえして煮ているくらい。

肉すら入っていないし、まだまだ完成は見えないわけです。

その状態でうまいかどうかなんてわかるわけないよね。自分からすれば一回も作ったことの無い料理なわけだし。

わかってはいたけど、なっかなかに長い道のり。でも頑張らねばならぬ。

 

この間、GWに実家に帰ったんですよ。

私、若かりし頃に比較的色々家庭の事情がありまして、それも相まってかどうも親との会話で頻繁にイラついてしまのが常だったんですね。

嫌いなわけではないんです。むしろ好きなんですよ。

ただ、どうもお互いが使用する愛情表現用の言語が噛み合ない。

なぜそんなことをわざわざ言ってくるんだ、腹が立つに決まっているじゃないか。

そう思う様なことばかり言われて、カチンと来て喧嘩になって。

 

そんなようなやり取りをもう何度もしてきた経緯があったので、実家にはあまり帰りたくなかったんです。

それに加えて、僕は高校ぐらいからは父とは全然コミュニケーション取ってなくて、最近になるまでは(といってもここ6,7年前くらいまででしょうか)親といえば母親の方としか話していなかったんですけども。

その会話の中で僕はずっと音楽をやっていきたいってニュアンスを出していたつもりではいたのですが、それに一度も賛成も応援ももらったことはありませんでした。

父はやりたいことをやれば良いんじゃないの、と言うんですけどね。

母はそれを無責任だと。ダメだった時どうするんだと言う風に言っていた様なんですね。

まあダメなわけないだろって自分で思ってはいるんですけど。

 

で、うちの母は僕には堅い仕事に就いて欲しいとずっと言っていたわけなんですけども。

なので、そんなこんなで、今堂々と職業シンガーソングライター目指したいです!(キリッ、とか言い始めて、うちの母がいじけてるというかそれはそれは深ァい諦観を感じているのを僕は前から感じ取っていたんですよ。

 

そんな状況で実家に帰ってまた一波乱っていうのも嫌だなぁと思って帰っていなかったんですが、月日というのは思った以上に人格を変容させるものです。

何せ僕は末っ子で、両親はもう孫がいる年です。

僕もいちいち反発せず、聞ける話は聞こうと思う様になりました。

向こうがどう思うかは僕にはわかりませんが、帰省して一度も喧嘩せずに帰って来れたのは大きな収穫だったなと感じています。

 

そして、僕は思ったのです。早く親を安心させてやりたいと。

そんで話は戻ってくるんです。音源作りはマジにクレイジーなくらいめんどくさいけども、親の顔を思い出すと、やばいな、やらなきゃな、逃げてばかりではまずいなという気持ちになるのです。

無論、モチベーションを上げる要因はそれだけではないんですが。

ので、今日も引き続き音源製作頑張ろうと思います。超めんどくさいんですけどね。本当に。

 

そしてライブも近付いているのでほんとどうにか頑張らねばならないなと感じております。

もうほんと、誰か代わりにやってくれ。そしてその手柄だけ俺にくれ。

3月のライオンに確か、達成感とめんどくささは常にセットだみたいなことが書いてありましたけども、本当にその通りなんだよな・・・。

勘弁して欲しいです。

では今日はこの辺で。またお会いしましょう。