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amazonプライムビデオとかいうマジ素晴らしい文明の利器で、アルコホールを摂取しながらおっさんが居酒屋を来訪するビデオを見る。
レシピを淡々と料理する系の何がしかであったり、ただ大食いの何者かがひたすら食べるであったり、何者かが酒を飲んで幸せそうにしている様子を映像に残したものがとても好きで、暇な時見たりしている。
僕からすれば、よく食べる人というのはそれだけで魅力的に写る。
僕は食べるのは好きだけど、胃腸が弱いらしくあまり食べられない。
どちらかというと自分が作ったものを誰かがおいしそうに食べるのを見てる方が幸せだ。
基本的に一人で音楽作ったりアーアー言ってるだけの日常だから、社会との接点としてというか誰かに必要とされていると改めて実感出来るというのが大きいのかもしれない。
何より感謝されるというのがいい。趣味と実益。需要と供給の一致。承認欲求の充足。
酒は飲むが、飲みすぎると二日酔いが胃に来る。
頭が痛くなったことはないが、吐き気は酷い時は本当に酷い。
最近だと本来40分程度で帰れる帰路において、降りる必要のない駅で3回降りてその都度トイレで吐き、実際帰るのに2時間かかったことがあり、もう2度と深酒はしまいと誓ったことがある。
無論その誓いが守られることはない。
脈絡ないが、よく食べて飲む人たちを見てるのが好きなんです。
で、今日それをディスプレイ上でおっさんたちがやってんのを漠然と見ていたと。
そんであーこの人もうよぼよぼだなーとか、あーこの人発言の合間にあーとかうーとか挟まってんなーおっさんだなーとか思って見てたんですけど、僕レベルの自意識過剰になってくると、じゃあ自分どーなん?って疑問が浮かび上がってくるんですよ。
この動画が撮られたのは2007年。
今ちょうど10年後です。
彼らの10年、自分の10年、さらに若い者たちの10年に思いを馳せるわけです。
その時点で50代、60代だったであろう人たちがディスプレイに映り込んでいる。
どうなってるよ自分。10年ひと昔って言葉はとても言い得て妙というか、確かに10
年って区切りいい上に何か世の中の文化とか価値観とか変わってること多いなって思うんですよ。
その中で、自分にとっては前の10年間は価値あるものだったなって思う。
そんでこっからの10年どうすんのよ?って疑問が湧いてくると真剣にならざるを得ないですよね。
なんつーか、映像見てて、「この人らの10年と自分の10年は長さとか変化とかそういう色んなものが違うんだろうな」って思ったんですよ。
段々若くなくなっていく自分がこれからの10年でやれることって何よ?
っていう問いを何となく感じましたよね。
っていうかただおっさんが酒飲んでるだけの映像からそんな問題提起をピックアップすんなよ。アホかよ。
イイ老け方をしていきたいものだね。私からは以上です。