怠け者は今日も眠る

-ディスポエマーの日常-

4/12

CDについて。

クラウドファンディングで資金を調達した拙作「Segment of Cakes」ですが、順調に全国流通へ向けて話が進んでいます。

まじで当たり前の話なんだけど、流通の会社の方とのやり取りも全部自分でしていると細かいタスクがたくさん発生して、とても大変な作業であることに気付く。 

 

気分としては、終わりの見えない掃除をしている感じに近い。

自分としては綺麗にしたつもりが「いやまだ全然やることあるでしょ」と言われてしまいがちなあの感じである。

「このぐらいでいいでしょ、もう十分揃ってるでしょ」と思ってデザインや必要な情報を揃えると、実はまだまだやることがあるとわかる。

キッチンの油汚れを掃除したら換気扇がどうだとか、水回りがどうだとかが気になり始めるわけだ。

やめてくれ、片付けは苦手なんだ、やめてくれ・・・。

 

クラウドファンディングが終わってからもう随分と日が経っていて、自分としては一刻も早くCDをプレスして参加してくれた皆さんに届けたいと思っているんですが、物事が進むのには思った以上に時間がかかってしまうようです。

 

会社設立できるかな?と言う、ネット上で必要なフォームに記入してちょっとお金を払うだけで株式会社が設立出来るサイトがある。

 

会社設立できるかな?

 

CDの流通ももう少しどうにかならないものなのだろうか。

なるわけないわな・・・。

作るだけなら誰でも出来るが、ちゃんと売るとなると話は随分違ってくる。

人対人でプロダクトを売る、しかも著作権が絡むとなると、どうしても関わる人は増えてきてしまうんだろう。

 

元来の性格で、意志決定のスピートが遅いのが苦手だ。

バンドをやろうとしたこともあるが自分主導のものが一度もうまくいったことが無いのもそれが一つの要因であるように思う。

人が増えるとそれだけで、全体の意志決定の前段階に「伝える」と言うプロセスが発生する。

これが特に音のこととなると難しい。当たり前だが音は言葉ではないからだ。

 

 

自分以外の人が関わるということは、ただそれだけでやらなければならないことが増える。

だがその分出来ることも増えていく。

当たり前を当たり前に実感しつつ犀の角のようにただ独り歩むのである。

遅くても6月にはみなさんのお手元に届く予定です。お待ちください。

 

余談。

我がホームタウン南大沢に不満はほぼ無い。

ただ近所に定食屋とタイ料理屋が無いのと、都心から若干遠いことだけが問題である。

急にカオマンガイグリーンカレーが食べたくなった時、都心にちょっとした用事がある時などはそこそこガクッときたり辟易したりする。

今年の目標は引っ越すことだが果たして。

 

本日のおべんちゃらは以上。