怠け者は今日も眠る

-ディスポエマーの日常-

4/30

herthstoneというデジタルなカードゲームにウルトラハマっている。

とても面白い。ネットにつながればどこでも誰とでも出来るというのもとても良い。

言ってみればマジックザギャザリングや遊戯王などと同じようなものだと思うのだが、マジで勝てない。

一度の勝負が比較的短く出来て、負けると悔しいのに勝ってもさほど嬉しくない。

でもプレイ中はなぜかものすごい脳内麻薬が出てる感じがする。

パチンコってもしかしてこういう感じでハマっていくのではないか?

 

自分に合ったとても面白い遊びが生産的でない場合、それと良い距離感を保つのは非常に難しい。

自分の「楽しい」という気持ちが自分のみで完結してしまうとその先に道は開けない。

ただ最近は何でもシェアすることが容易で、僕のような本気で勝ちに行ってその世界で上を目指すつもりが皆無な人間も、YouTubeでプレイ動画などを見てハイレベルな戦いを楽しむことが出来る。

 

動画を上げて楽しませるという活動が当たり前になったことは本当にいいことだと思う。

最近ご飯を食べてる時などもっぱらherthstoneの対戦動画を見ている。

YouTubeのチャンネル登録やツイッターのアカウントなどもはちゃめちゃにフォローして情報を集めては戦略を研究するわけでもなくただ楽しく眺めている。

 

何かに近い気がして考えてみると、これはスポーツ観戦に近いのではないか?と思い立った。

例えばサッカーなんかは、本人がサッカーがうまいかどうかと関係なく、好きならば中継を見たり情報を集めたりするわけで、熱心なファンほど戦略・戦術についても研究している。

ゲームを楽しむという点においては全く同じなのではないか?

e-sportsという概念、言葉は非常に言い得て妙だと感じた。

 

大きな枠で捉えれば僕がいつも見ている動画もゲーム実況という括りになるのだと思う。

僕が気になるのは、そういう動画を上げているような国内でもトップだとか実力派であるガチプレイヤーの皆さんがどの程度収入や支援を得ているかだ。

まあ言っても仕方のないことだけど、国内でe-sportsやってます、プロです、或いはプロ目指してます、なんて言っても理解してもらえないことの方が恐らく多いだろう。

ただその文化も進んだ方が面白いと思うんだよな。

きっと僕が今更気付いたくらいだから、もっと早くに気付いて大きな声で提唱している人もいるんだろう。

そういう人のことをさらに大きな声で応援できるように、早くなりたいものだ。

 

だってさ、プレイ動画の中にトーナメント制の大会とかあったりするけど、解説なんか聞いてると、もうまんま将棋とかサッカーの実況ですよ。

違いがどこにあるか?プラットフォームと歴史と動く金だけ。

人の心が新しい文化に付いてこれなくてどうする。とどうしても思ってしまう。

 

ゲームの力はすごい。

最近何も無い週は飲酒は週3までと決めている。

今のところ割と守れているのだが、そうなってみて気付くのが、一人で酒飲んでるよりゲームやってる方が楽しいということ。

何でも使い方次第で人生を豊かに出来る。

「ゲームなんてやってたらバカになる」なんて言説があった時代もあるけど、いつの世もバカが使えば何でも凶器みたいなところがあるよな。

 

そんなこと言っておきながらほどほどに切り上げてちゃんと曲を作らないと、ほんとは僕のせいなのにゲームのせいにされちゃうから、気を付けないといけませんね。

 

本日のおべんちゃらは以上。